7月の国内携帯・PHS出荷数、キャンペーンでPHSが好調


 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、国内主要メーカーが調査対象となる、2012年7月の国内携帯電話・PHS出荷台数実績を発表した。

 国内の携帯・PHS出荷数は、293万9000台(前年同月比85.7%)となった。内訳は、携帯電話が277万6000台(同85.0%)と前年割れとなる一方、PHSが16万4000台(同100.7%)と好調。このうち、スマートフォンは187万3000台(同146.5%)で、スマートフォン比率は63.7%となっている。

 両協会では、スマートフォンの出荷が好調で全体に占める比率も過去最高になっているが、フィーチャーフォンの減少を補えなかったとしている。一方、PHSについては、再開されたキャンペーンが好材料となったとしている。




(湯野 康隆)

2012/9/11 14:36