日本向けモデルの「HTC J」、台湾と香港でも発売へ


 HTC NIPPONは、日本市場向けにKDDIともに共同開発したAndroidスマートフォン「HTC J」がアジア市場でも販売されると発表した。デザインやカラーバリエーションはそのままで、プロモーションキャラクターの乃木坂46もそのまま台湾、香港で展開するという。

 「HTC J」は、日本で今年5月に発売されたAndroidスマートフォン。これまで日本市場向けのHTC端末は、グローバルモデルをベースにした機種ばかりだったが、「HTC J」では日本のユーザーの好みを取り入れて、3色のカラーバリエーションや洗練されたデザイン、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信への対応などが大きな特徴となる。HTCでは、そうした点が海外でも注目されていたとして、今回、アジア向けにも「HTC J」が販売されることになったと説明している。

 13日には台北で店頭イベントが実施される予定で、現地でのCM、カタログへ出演する乃木坂46は、店頭イベントで一日店長を務める。




(関口 聖)

2012/9/11 18:20