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LGがOptimus G L-01E発表会、多重表示の新機能も披露


 LGエレクトロニクスは、NTTドコモが秋モデルとして10〜11月に発売する予定の新端末「Optimus G L-01E」の製品発表会を開催した。発表会では、これまで明らかにされていなかった「Qスライド」などのマルチタスクを活かした機能を披露。グローバルモデルとして展開されることから、韓国・ソウルでも発表会が同時進行で開催されたほか、同社のCMでもおなじみの向井理が登場したトークショーも実施された。


  「Optimus G L-01E」

 

Optimus Gは日本とグローバルで投入

LGエレクトロニクス・ジャパン 代表取締役のリ・ギュホン氏

 発表会でまず登壇したLGエレクトロニクス・ジャパン 代表取締役のリ・ギュホン氏は、これまでも防水やワンセグといった日本特有の機能を取り入れた製品を投入したことに触れた上で、「Optimus G L-01E」は企画の段階から技術を集め、LGグループのみならず、特に「Snapdragon S4 Pro」を世界で初めて搭載するなどクアルコムの協力が大きいことも強調。「モバイルライフを進化させ、新時代を導く端末。Optimus Gはフラッグシップモデルとして、日本およびグローバルで、全力で投入していく」と意気込みを語った。


LTE対応として成熟、「バランスの良さを実感していただきたい」

NTTドコモ プロダクト部第四商品企画担当部長の藤間良樹氏

 次に登壇したNTTドコモ プロダクト部第四商品企画担当部長の藤間良樹氏は、Optimus it、Optimus Vuなど人気や話題の端末が続くLG製において、「今回のOptimus Gは、フラッグシップモデルとして直球ど真ん中」と紹介。防水やおサイフケータイといった機能に加え、バッテリーも大容量になっていることを解説した。「Snapdragon S4 Pro」を初めて搭載したことに関連し、クアルコム、LG、ドコモの3社のコラボレーションで実現した端末であるとし、「ナントカ5が話題だが、Optimus GはLTE対応として成熟したモデル。是非手にとっていただき、バランスの良さを実感していただきたい」と、通信機能の充実もアピールした。


クアッドコアの「Snapdragon S4 Pro」搭載、低消費電力も特徴

クアルコムジャパン 代表取締役社長のクリフォード・フィッキ氏

 クアルコムジャパンからは、5月に代表取締役社長に就任したクリフォード・フィッキ氏が登壇した。フィッキ氏は「Optimus GはSnapdragon S4 Proを搭載した最初の端末で、日本市場にとってもエキサイティングな端末。ユーザーにとってポジティブなユーザー体験を提供できるだろう」と自信を見せ、「性能のみならず、低消費電力も特徴になっている」と、Snapdragon S4 Proのもうひとつの特徴にも触れた。


動画を再生しながらマルチタスク「Qスライド」など新機能

LGエレクトロニクス・ジャパン モバイルコミュニケーションセールス&マーケティング 統括部長の首藤晃氏

 LGエレクトロニクス・ジャパン モバイルコミュニケーションセールス&マーケティング 統括部長の首藤晃氏は、Optimus Gの概要が、Snapdragon S4 Pro搭載という情報とともに海外のメディアで大きく取り上げられたことを紹介し、すでに大きな注目を集めているとする。同氏はコンセプトや背景は省略し、割り切った形でユニークな新機能を解説する。

 目玉として挙げる「Qスライド」は、「動画」アプリで動画再生中に有効にすると、Androidのホーム画面が透過表示で動画に重ねて表示されるというもの。透過率はスライダーで調整でき、動画を背景としてホーム画面を操作しているような形になる。Qスライドが有効になっている間は動画の操作はできないが、重ねて表示されたホーム画面側はアプリを起動したりといった普通の操作が行える。なお、「動画」アプリではこのほか、すでに明らかにされているように「ライブズーム」といった、再生しながら任意の場所をタッチ操作で拡大する機能なども用意されている。

 「Qメモ」機能は、メモ機能として画面に手書きで残したメモを表示させたまま、ほかの画面や機能を移れるという機能。「Qスライド」と似た形だが、画面の手前側にメモが残り続ける点で位置関係は逆になっている。例えば通話中にメモ機能で電話番号を手書きで残し、通話が終わったら電話帳アプリにメモ内容を入力するといった場面でも、「Qメモ」機能なら画面が遷移しても、画面にサインペンで直接メモ書いてしまったかのように、手書きのメモが残り続けるので、メモアプリと行ったり来たりする必要がなくなる。


「Qスライド」機能 「Qメモ」機能

 

 このほか、Wi-Fi DirectやMHLで映像を出力した際、テレビと端末側で異なる画面を表示できるデュアルスクリーン機能を活かし、プレゼンテーションのスライドでは端末側だけスライド一覧を表示したり、ポインタを操作したりといった機能を利用できる。

 メールやギャラリー、カレンダーなど、いくつかの基本的なアプリでは、ピンチイン・アウト操作でサムネイルのサイズやフォントサイズなどを、拡大・縮小表示させられる。頻繁に利用するアイコンはホーム画面上で特別に大きくするといったカスタマイズも行える。

 カメラ機能では動きの速い被写体に対し、シャッタースピードを調整する「スマートシャッター」や、「チーズ」などの声でシャッターが切れる「ボイスシャッター」、周囲の雑音の応じて着信音を大きくする「ワイズベル」、顔を検出して画面オフを防止する「ワイズスクリーン」なども搭載される。

 首藤氏は、「今回のOptimus GはLGグループの技術の結晶。日本のユーザーのためにすべてを盛り込んだ、これこそ最強のハイスペックスマートフォンではないか」と、ユニークな機能と“全部入り”の、ハイスペックな端末に仕上がっている様子を語った。


 

向井理を迎えたトークショー

 発表会の後半には、俳優の向井理を迎えたトークショーが実施された。「Optimus G L-01E」を手に登場した向井理は、「とても持ちやすく、すっぽりと手におさまる。軽いのにもびっくりした。ぜひ使いたい」と手にした感触にまず驚いた様子。スマートフォンを使う上で重視する点を聞かれると、調べ物をすることも多いとのことで、「ネット回線の速度は一番気にしているかもしれない」と回答。検索内容については、出演するドラマなどの役柄に関連した用語を検索し、内容を台本に書き込んでいるという。

 司会からは「いきなりデートに行く事になったらどういうレストランを検索する?」とやや無茶な質問もふられたが、「その人に合わせたい」と断った上で、「脂で滑って転びそうな焼き鳥屋とかで、その後に綺麗なお店にも行きたい。汚いお店、好きなんですよ(笑)」と意外な一面も。目玉の「Qスライド」機能はステージ上でも体験し、「手に入ったらすにで使いたくなる機能」と気に入っている様子だった。

 トークショーではこの後、サプライズ的に小島よしおが登場。通信速度の速さをイメージして、持ちネタを高速で披露するなどの新ネタ(?)も飛び出した。


向井理が「Optimus G L-01E」を手に登場   ステージ上のディスプレイは手元の端末と連動。動画の上にホーム画面を表示する「Qスライド」機能を体験
画面は向こう側が透けており、海パンで泳いでいる人影が…… サプライズ的に登場した小島よしおは、短い時間ながらもネタを披露していた

 

会場の展示


カートのPRで活躍するLGマンも駆けつけた 特徴
本体は軽量なのも特徴 側面
背面はシンプルな仕上がり 防水・バッテリー着脱式に対応するため、グローバルモデルとはデザインが異なる
「Qスライド」で動画の上に背景を重ねたところ。画面の上側にあるスライダーでホーム画面の透過率を変更できる ホーム画面側を透明に近づけたところ。「Qスライド」が機能していると、見えなくてもアイコンのタップなどは判定される
デュアルスクリーン表示を活かし、プレゼンテーションでは手元の端末とテレビで違う表示が可能 Wi-Fi Direct対応のテレビなら無線で動画を出力できる
「ワイズベル」機能などユニークな機能も搭載

 




(太田 亮三)

2012/9/18 13:39