auの「HTC EVO 3D」、Android 4.0に


 KDDIは、auのAndroid 2.3搭載スマートフォン「HTC EVO 3D ISW12HT」について、26日よりAndroid 4.0へのバージョンアップの提供を開始する。

 今回のバージョンアップでは、Android 4.0になることで、新たにホームスクリーンが変更される。これまでドック(画面下部のショートカット)にはアプリキー、電話、個人設定のみ用意されていたが、今後はアプリを4つ配置でき、新たにフォルダを配置できるようになる。またホームキーを長押しして表示される「最近使用したアプリケーション」の表示が変更される。

 またロック画面で表示するアプリの設定機能が利用できなくなる。このほか、データ通信量の確認機能、連絡先から電話をかけられる機能(ダイアラー起動)、Eメールアプリで背景色の選択や添付ファイルの保存先変更、Cメール(SMS)での絵文字対応なども行われる。さらに、非対応のmicroSDXCカード装着時にデータが破損する不具合の解消、Wi-Fiから3Gへの切替時間の短縮などもあわせて適用される。

 更新所要時間は、Wi-Fi経由で約30分、WiMAX経由で約45分、3G経由で約75分。なお、Android 4.0にアップデートすると、Flash Playerがプリインストールされなくなる。

PHOTONなどで不具合解消

 このほかauでは、「MOTOROLA PHOTON ISW11M」「IS03」「IS05」向けにソフトウェア更新の提供を開始した。

 「MOTOROLA PHOTON」では、Cメール(SMS)が文字化けする不具合、microSDXCカード装着時にデータが破損する不具合が解消される。所要時間は約25分。

 「IS03」「IS05」ではWi-Fi品質の向上、microSDXCカード装着時のデータ破損の解消が行われるほか、災害・避難情報をCBSメールとして重複受信する事象、アプリダウンロード時に必要なメモリ容量の縮小なども適用される。更新所要時間は、「IS03」で最大80分、「IS05」で最大60分。

(関口 聖)

2012/9/25 13:36