「ISW16SH」と「ISW11HT」に不具合、ソフト更新開始


 KDDIは、Androidスマートフォン「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」と「HTC EVO WiMAX ISW11HT」の不具合を公表し、通信経由で端末ソフトウェアを修正するソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「ISW16SH」の不具合は、3G回線に接続中、Wi-FiやWiMAXの切り替え操作を行うとデータ通信不可となる事象、そして、アプリ操作時にタッチパネルが反応しにくい事象の2つが報告された。「ISW11HT」の不具合は、災害・避難情報をCメールで重複受信する事象が明らかになった。

 最新版の端末ソフトウェアを適用することで、これらの不具合が解消する。更新に要する時間は、「ISW16SH」が約15分間、「ISW11HT」が約30分間。なお、「ISW16SH」の更新は3G経由でもパケット通信料がかからないが、「ISW11HT」は3Gで更新するとパケット通信料がかかるので注意されたい。KDDIでは、Wi-FiやWiMAXを利用した更新を推奨している。

 更新はフル充電の状態で実行する。更新中は緊急通報を含め、通話やメールなど端末の操作は行えない。


 

(津田 啓夢)

2012/9/27 13:16