au、iOS向けナビゲーションアプリを10月中旬より提供


 KDDI、沖縄セルラーは、ナビタイムジャパンと共同で、iOS向けのナビゲーションアプリを10月中旬より提供する。利用料は未定で、App Storeにてアプリで配信される見込み。

 KDDIはAndroidスマートフォン向けに、ナビゲーションアプリ「auナビウォーク」と、助手席用のカーナビゲーションアプリ「au助手席ナビ」を提供しているが、これらのアプリをiPhoneでも利用できるよう、iOSへの対応を進める。

 ナビアプリでは、店舗の地図上での検索や、さまざまな交通手段に対応した乗換案内やルート案内機能が提供される。助手席用のカーナビアプリでは、車で移動する際のルート検索と音声案内、スポット検索、リアルタイムの渋滞情報、空車情報に対応した駐車場検索、ガソリン価格の分かるガソリンスタンド検索などさまざまな機能が提供される予定。

 KDDIでは、ナビタイムと共同で提供しているナビアプリのiOS版への要望が以前から多かったことを提供理由として挙げている。また、現在は他のアプリの利用が推奨されているiOS 6標準搭載の「マップ」アプリを補完する意味もあるとしている。なお、今回App Storeで配信のアプリはキャリアに関係なく利用できる見込み。同社が予定している「auスマートパス」のアプリ版のサービスに含まれるかどうかは検討中。

 




(太田 亮三)

2012/10/2 15:14