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9月の契約数、iPhone 5発売の影響が各社に


 電気通信事業者協会(TCA)は、2012年9月度の携帯電話・PHS契約数を発表した。9月21日にソフトバンクモバイル、KDDIから発売された「iPhone 5」の影響が大きく出ている。

 各社の純増数は、ソフトバンクが32万200件、KDDI(au)が22万4900件、NTTドコモが15万8600件となった。また、UQコミュニケーションズは17万800件、Wireless City Planningは11万7400件、PHSのウィルコムは4万3500件の純増となっている。

 MNPを利用した数(差し引き)は、auがプラス9万5300件、ソフトバンクがプラス1200件、ドコモがマイナス9万5200件。イー・アクセス(イー・モバイル)は非公表。各社とも、MNPにおける各キャリアの割合は公開していない。

 KDDIは「新規契約全体に占めるMNPの割合が過去最高になった。iPhone 5が他社から転入する要因になっている」とコメントしている。ソフトバンクは「2011年の10月もMNPはプラス6600件まで下がったが、翌月には戻っており、今回も同様ではないか。予約数は伸びており、一時的なもの」としている。なお、au、ソフトバンクともに現時点でiPhone 5は品切れと入荷を繰り返しており、予約販売が続けられている。

 

契約数の内訳

 契約数の内訳として公表されている、通信方式別の契約数については、9月よりauとソフトバンクがLTE方式の通信サービスを開始しているが、両社はLTE方式の端末(9月末時点でiPhone 5のみ)を、音声通話は3Gを利用することなどから「3Gとのデュアル方式の端末」と新たに定義し、これまでの3G端末の契約数と合算して公表している。KDDIとソフトバンクは、今後もLTE方式のみの契約数は公表しない方針。ドコモはこれまで通りLTE方式の契約数を公表している。

 その通信方式別では、ドコモのLTE(Xi)が78万6700件の純増で、ドコモのW-CDMA(FOMA)は62万8100件の純減。ソフトバンクの“W-CDMA/LTE”は32万200件、auの“CDMA2000 1x/LTE”は22万4900件でぞれぞれ純増となった。

 プリペイド契約はドコモが4100件の純増となる一方、ソフトバンクは3900件、auは4400件の純減。

 通信モジュールは各社が純増し、ソフトバンクが10万8700件、ドコモが8万4200件、auが3万4100件となっている。

 インターネット接続サービスは、ソフバンクのYahoo!ケータイが18万1400件、auの EZweb/ISNET/LTE NETが12万9400件で純増する一方で、ドコモのiモード/spモードが9万9600件で純減になっている。

 

【携帯電話:各グループごとの加入者数および総計】
事業者 純増数 累計
NTTドコモ 158,600 60,786,600
KDDI 224,900 36,110,400
ソフトバンク 320,200 30,461,200
イー・モバイル
総計 703,600 127,358,200
※イー・モバイルは四半期ごとの開示

【通信方式別:各グループごとの加入者数】
事業者 純増数 累計
NTTドコモ【LTE】 786,700 6,198,100
NTTドコモ【W-CDMA】 -628,100 54,588,500
au【CDMA2000 1x/LTE】 224,900 36,110,400
ソフトバンク【W-CDMA/LTE】 320,200 30,461,200
イー・モバイル【W-CDMA】
※イー・モバイルは四半期ごとの開示

【携帯電話:インターネット接続サービス契約数】
事業者 純増数 累計
iモード/spモード -99,600 51,644,500
EZweb/ISNET/LTE NET 129,400 29,038,900
Yahoo!ケータイなど 181,400 23,276,300
EMnet
※イー・モバイルは四半期ごとの開示

【PHS:加入者数】
事業者 純増数 累計
ウィルコム 43,500 4,813,700

【BWA:各グループごとの加入者数】
事業者 純増数 累計
UQコミュニケーションズ 170,800 3,624,100
Wireless City Planning 117,400 378,800

 




(太田 亮三)

2012/10/5 16:15