ソニーのXperia Tablet S、製造上の不具合で販売を一時停止


 ソニーは、9月15日に発売したAndroidタブレット「Xperia Tablet S」について、製造上の不具合により仕様の防滴性能を維持できない可能性があるとし、販売を一時停止した。既に販売した端末については、無償の点検・修理の受付を10月下旬に開始する予定。

 「Xperia Tablet S」は、9.4インチの画面にTegra 3、Android 4.0を搭載するタブレット。IPX4相当の防滴性能を備えているが、製造上の不具合により、ディスプレイパネルと本体背面に隙間が生じ、防滴性能を維持できなくなる可能性があるという。同端末はストレージの容量別に3種類の製品型番が存在しているが、いずれのモデルも不具合の対象。

 ソニーでは、点検・修理が完了するまでは、水がかかる場所での使用を控えるよう案内している。


「Xperia Tablet S」

 




(太田 亮三)

2012/10/5 17:11