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エンタメ重視、64GBのストレージを搭載する「ARROWS V F-04E」


 「ARROWS V F-04E」は、富士通製のAndroid 4.0搭載スマートフォン。withシリーズの1つで、エンターテイメント性を重視した機種になる。11月〜12月に発売される予定。

 特徴の1つは、64GBのストレージ、2GBのメモリを搭載すること。今冬モデルで2GBメモリ搭載機種はいくつか存在するが、64GBものストレージは、ドコモの今冬モデルでは最大となる。高画質な動画やNOTTVなどの映像コンテンツ、数多くの写真、楽曲などをストレスなく楽しめるよう、大容量のストレージを搭載することになった。またCPUはTegra 3(最大1.5GHz駆動、クアッドコア)で、2GBのメモリとあわさって、快適な操作感の実現が図られている。特にタッチ操作の感度調整には注力したという。

 4.7インチ、HDサイズの液晶ディスプレイの表面はコーニングの「Gorilla Glass」が用いられている。昨冬モデル「ARROWS X F-05D」では4.3インチディスプレイで、横幅64mmというサイズだったが、今回は横幅65mmで4.7インチディスプレイの搭載を実現した。

 1310万画素カメラは、CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載しており、高感度な撮影が可能。富士通の画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」も用意される。

 近距離無線通信規格の「NFC」に対応しており、NFC対応の機器にかざして接続したり、NFC対応カードのデータを読み取ったりできるなど、P2P機能およびリーダーライター機能が利用できる。一方、同時に発表された冬モデルで、同じNFC対応モデルとなる「Xperia AX」「AQUOS PHONE ZETA」と異なり、NFCによる決済サービスは非対応となる。

 各種センサーと“ヒューマンセントリックエンジン”によって利用中に画面が消灯しない「持っている間ON」、握っている指が画面に触れても誤操作にならない「うっかりタッチサポート」などが利用できる。

 このほか、スイッチ付きのスマート指紋センサー、キャプチャー画面に手書きメモを記入して共有できる「キャプメモ」、Xi(下り最大100Mbps)、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイ、DLNA(DTCP-IP)、NOTTV、Wi-Fi(テザリング)、エリアメール、Bluetooth 4.0などに対応する。おくだけ充電は非対応。防水・防塵仕様となる。

 大きさは約129×65×10.9mm、重さは約155g。バッテリー容量は2420mAh。連続待受時間は3Gで約670時間、LTEで約300時間、GSMで約510時間、連続通話時間は3Gで約500分、GSMで約710分。ボディカラーはWhite、Magenta、Blackの3色。

 インターフェイスは左側面に音量と電源ボタン、本体上部にイヤフォンジャックとmicroUSB端子を搭載し、右側面と下部には接続インターフェイスやボタンは搭載されない。背面にはカメラや赤外線、おサイフケータイに加えて富士通製スマートフォンの特徴である指紋センサーを配する。

 指紋センサーは指でなぞって指紋を読み取るリーダー機能に加え、センサーを押し込むことでプライバシー機能を起動することが可能指紋紋センサー長押しまたは通知パネルを表示した状態で電池アイコンを右フリックすることで、プライバシーモードの起動および解除が行える。

 指紋認証を選択している場合、指紋の読み取りを促す認証画面を非表示とすることで、プライバシー機能を設定していることそのものを知られないようにすることもできる。パターン認証など指紋認証以外を選択している場合、認証画面は通常通り表示される。

 プライバシーモードで非表示にできるのは電話帳、着信、ブラウザのブックマーク、ギャラリー、文字入力予測辞書など。電話帳や着信、ギャラリーは指定したデータのみを非表示にすることもできる。ただし、電話帳で非表示にできるのはFUJITSUアカウントのみで、docomoアカウントやGoogleアカウントは対象外。また、FUJITSUアカウントであっても電話帳ウィジェットでは非表示にできない。また、プライバシーモードでは、LINEやカカオトークといったコミュニケーション系アプリがアプリ一覧に表示されないなど、存在自体を隠すことができる。

 同様にブックマークウィジェットや、標準でインストールされているギャラリー以外の画像アプリからアクセスした場合は非表示にできない。microSDの画像は非表示に設定することが可能だが、表示と非表示切り替えに時間がかかるため、指定する画像の数は100個以内が推奨されている。

 プライバシー起動状態の不在着信や新着メール、アプリケーションからの通知を電池アイコンの変化で確認する設定も可能。対応アプリはプリセットされるNX!電話帳とNX!メールで、特定の相手からの連絡があれば、電池アイコンで通知する。

 ホーム画面やアプリケーショントレイに表示されるアプリを非表示にすることも可能。ただし、ほかのホーム画面アプリを利用した場合には非表示設定したアプリも表示される。

 アプリは非表示だけでなく、プリインストールされている「milock」アプリで、特定のアプリのみ起動時にロック解除を求めるよう設定できる。ロック解除方法は指紋、PIN、パターンの3種類から選択でき、ロックしたアプリはそれぞれの解除操作を行なわない限り利用できない。ホーム画面アプリを切り替えてもmilockによるロックは継続する。

 プライバシー機能は非常に多彩なため、それぞれの機能設定や対象となる機能説明も設定メニューに用意。このほか他の人から画面を見られないようにするプライバシービュー機能も搭載する。

 ホーム画面はNTTドコモの「docomo Palette UI」、Android標準のランチャーに加え、独自の「NX! UI」を搭載。NX! UIは非常に高速かつ滑らかな操作が可能で、一画面分の幅を横に素早くスライドすると5画面分のホーム画面の端から端まで一気に移動できるほど高速な操作が可能だった。

 通知トレイからは無線LANやGPS、画面回転や明るさの設定が可能なショートカットを用意。利用中に画面が消灯しない「持っている間ON」もここからオンオフを設定できる。

 カメラ機能は無限連写や複数枚のうちよく撮れた写真を自動で表示する「ベストショットセレクト」、笑顔を認識してシャッターを切る「笑顔シャッター」、撮影シーンを自動で認識する「自動シーン認識」といった機能を搭載。HDRやジオラマ、魚眼といったエフェクトも用意されている。

 省電力機能の「NX!エコ」は、時間や残量によって自動で省電力モードへ移行することが可能。省電力のレベルは画面を暗くする「お手軽エコモード」、CPUのクロック数を抑える「通常エコモード」、無線LAN、Bluetooth、GPSをオフにする「しっかりエコモード」に加え、項目を自由に選択できる「オリジナルエコモード」も用意されている。

 使いやすさの面では、端末の動きに合わせて文字を拡大する「あわせるズーム」、(ブラウザとNX!メールのみ)、画面上で指をスライドして任意の機能を起動する「スライドイン」、意図せず画面の向きが変わった場合、端末を2回振ることで元に戻せる「戻ってシェイク」、端末を手にした際、画面の端に指が触れていてもタッチ操作が可能な「うっかりタッチサポート」といった機能を搭載。利き手を設定することでタッチ感度の向上を図ることもできる。

 相手の声に合わせて自分の声を聞きやすくする「あわせるボイス」、年齢に合わせて画面の色合いを調整する「あわせるビュー」といった機能も搭載。ブラウザでは、表示しているWebサイト内の1階層先までを読み込むことで高速表示を可能とする「先読みブラウジング」を搭載する。

 文字入力はATOKをベースとした「NX!input」を搭載。このほか独自アプリとして、睡眠中の呼吸や体の動きから眠りの浅いタイミングを計算して目覚ましを鳴らす「すっきり目覚まし」、周囲の湿度と温度を表示する「湿温度チェッカー」、歩数計といった機能が搭載されている。

【お詫びと訂正 2012/10/17 17:54】
 記事初出時、プライバシーモード時に、LINEやカカオトークでの着信を電池アイコンでも示せる、としておりましたが、その後、これらのアプリは電池アイコンでの通知には非対応であることが明らかになりました。お詫びして訂正いたします。




(関口 聖 / 甲斐祐樹)

2012/10/11 11:25