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Android 4.1搭載、クアッドコアCPUになった「GALAXY S III α」


 サムスン製「GALAXY S III α SC-03E」は、今年6月に発売された「GALAXY S III SC-06D」をベースにしたAndroidスマートフォン。形状はそのままだが、CPUがクアッドコアになり、OSも現時点で最新のAndroid 4.1を採用。カラーバリエーションもGALAXY S IIIとは異なっている。また、1.5GHz、15MHz幅のLTEを利用できるようになり、一部地域で下り最大100Mbpsの速度を実現する。12月に発売される予定で、月々サポートを2年間適用した場合の実質価格は2万円台後半となる見込みだ。

 Androidのバージョンは、今回、最新の「Android 4.1」となる。「Google Now」に対応し、ホームボタンの長押しで起動する「最近使ったアプリ」から呼び出せる仕組みだ。通知エリアのデザインが改善されたり、スクロールがスムーズになったりといった、Android 4.1の特徴も取り入れられている。

 CPUは、サムスン製の「Exynos 4412」で、1.6GHz駆動のクアッドコアとなる。最新バージョン、クアッドコアの組み合わせで、従来より快適な操作の実現が図られている。具体的には、先代のGALAXY S IIIではわずかに引っ掛かりのあったホーム画面のスクロールがスムーズになっているほか、アプリなどの起動も高速になる。また、Exynos 4412にはCPUが自動で速度や消費電力を調整する機能が搭載されており、クアッドコアでも大幅に電池の持ちが悪くなることはないという。会場の説明員によると「現在チューニング中」で、GALAXY S IIIからの改善にも期待したいところだ。

 カメラは裏面照射型CMOSセンサーの約810万画素で、最大20枚までの連写機能が用意される。また8枚連続で撮影した中から、気に行った1枚を選ぶベストショット機能も利用できる。GALAXY S IIIとの差分としては、シャッターボタンの長押しで連写ができるようになった点が挙げられる。撮影間隔は約0.3秒で、手ブレ補正機能やフェイスズームアップといった機能にも対応する。

 Xiについては、下り最大100Mbps、上り最大37.5Mbpsに対応した。これは上述のとおり1.5GHz帯で15MHz幅を利用した際に出る速度で、そのほかのエリアでは周波数によって下り最大75Mbps、37.5Mbpsとなる。カラーバリエーションについては、Titanium Gray、Sapphire Blackの2色となっている。

 ディスプレイを見ている間は消灯せず、目線を外すと消灯する「スマートステイ」など従来機能はそのまま搭載される。ディスプレイのモード変更機能や、初心者層に向けたUIの「TouchWizかんたんモード」なども、先代にはなかった新たな要素だ。また、プリンター連携機能も加わり、エプソン製品で写真などを出力できる。

 4.8インチの「HD SUPER AMOLED」ディスプレイや、2GBのメモリ(RAM)、32GBのストレージ(ROM)、2100mAhのバッテリー、などのスペックは、先代のGALAXY S IIIと同じだ。

 そのほかの主な対応サービスおよび機能は、おサイフケータイ、ワンセグ、Wi-Fi(テザリング)、エリアメール、GPS、Bluetooth 4.0、DLNA(DTCP-IP非対応)など。Wi-Fiについては、「Wi-Fi High Throughput 40」に対応しており、最大130Mbpsで通信できる。一方で、防水、赤外線通信、おくだけ充電、NFCは非対応となっている。

 大きさは約137×71×9mmで、重さは約139g。バッテリー容量は2100mAh。連続待受時間は3Gで約400時間、LTEで約250時間、GSMで約330時間、連続通話時間は3Gで約500分、GSMで約600分。

 なお、発表会に展示されていた実機では、画面左に主要なアプリが並んだランチャーが搭載されていたが、「製品版ではななくなるかもしれない」(説明員)という。写真で紹介されている機能も、発売までに仕様が変わる可能性があることには、留意しておきたい。

 




(関口 聖 / 石野 純也)

2012/10/11 11:54