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シャープ、手袋でも入力できる高感度タッチパネルシステム

タッチパネルセンサーシート(20インチ)

 シャープは、S/N比を向上させた高感度なタッチパネルシステムを開発し、ディスプレイメーカー向けに提供を開始する。量産は2013年3月を予定する。

 今回開発されたタッチパネルシステムは、これまで一般的だったセンサーを1ラインずつ検知する逐次駆動方式ではなく、多数のセンサーを同時に検知・処理できるシャープ独自の並列駆動方式を採用。従来の逐次駆動方式と比較してS/N比が約8倍という高感度を実現する。これにより、ペン先が約2mmのスタイラスペンによる入力や、マルチタッチ操作、手袋を着用したタッチ操作などが可能になったとしている。タッチパネルの方式は静電容量式。

 開発されたタッチパネルシステムは、5インチ、7インチ、20インチ、60インチのディスプレイサイズに対応。ディスプレイメーカーがこのシステムを採用することで、高感度なタッチパネルディスプレイが実現する。タッチパネル用ユーザーインターフェイスはサイズが異なっても共用でき、開発負担を軽減できるとしている。

20インチ用 タッチパネルコントローラー
60インチ用タッチパネルシステムを搭載したディスプレイ

(太田 亮三)