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ドコモが半年間誤割引、12月請求分から月額525円を請求

ドコモが半年間誤割引、12月請求分から月額525円を請求

 NTTドコモは、動画サービス「dマーケットVIDEOストア powered by BeeTV」において、「月々サポート」の割引対象外にも関わらず割引していたとして、12月利用分(11月分)から利用料の月額525円を請求すると発表した。

 ドコモでは、2012年5月請求分(4月利用分)~2012年11月請求分(10月利用分)にかけて、「dマーケットVIDEOストア」の利用料を、月々サポートの割引対象としてきた。しかし、本来割引対象外のものに誤って適用していたとして、2012年12月請求分(11月利用分)から利用料を請求することを決めた。

 「dマーケットVIDEOストア」は2011年11月にサービスを開始した。当初はダウンロードしたアプリから通信経由で契約する必要があり、仮にドコモショップで対応した場合も、スタッフがアプリから契約を行っていた。この時は月々サポートの対象外となっていた。

 2012年4月22日より受付方法が変更され、ドコモショップの店頭などで、ほかのオプションサービスなどと同様、スタッフが操作するドコモの契約システム側から「dマーケットVIDEOストア」の契約が可能になった。その際、誤って月々サポートの適用対象としてしまったという。

 ドコモでは、2012年5月請求~11月請求において、誤って割引された利用料については追加請求しないとしている。毎月の請求書で「dマーケットVIDEOストア」の誤割引について案内するほか、ドコモショップなどでも説明するとしている。

 誤割引は同期間に「dマーケットVIDEOストア」を利用し、月々サポートの割引額が余っているユーザー全てに適用されていた。ドコモでは対象人数や割引してしまった総額などを非公表としている。

津田 啓夢