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パソコンとタブレット、スマートフォンの市場動向〜IDC調査

 IDC Japanは、世界におけるパソコンとタブレット端末、スマートフォンの市場動向レポートを公開した。

タブレットとスマートフォンが市場を牽引

 IDCでは、パソコンとタブレット端末、スマートフォンを合わせて「スマートコネクテッドデバイス」としている。同市場における2012年第3四半期(7月〜9月)の総出荷台数は、前年同期比27.1%増の3億360万台、金額ベースでは1404億ドル(約11兆5676億円)となった。

 また、クリスマスなどの商戦期を迎える第4四半期(10月〜12月)については、前年同期比26.5%増の3億円6200万台、金額ベースで1692億ドル(約13兆9404億円)と予測。パソコンが若干減少する一方で、タブレット端末とスマートフォンが需要を牽引するとしている。

シェア首位は2期連続でサムスン

 2012年第3四半期(7月〜9月)の結果をメーカー別に見ると、パソコンとタブレット端末、スマートフォンを合わせた市場のメーカー別シェアは以下の通り。

メーカー シェア 出荷台数
サムスン 21.8% 6610万台
アップル 15.1% 4580万台
レノボ 7% 2110万台
HP 4.6% 1400万台
ソニー 3.6% 1100万台

 シェアは2期連続で、サムスンが首位、アップルが2位となった。アップルは出荷額でみると341億ドル(約2兆8071億円)、平均単価744ドル(約6万1246円)となり、金額ベースでは首位となっている。サムスン、アップル、レノボがシェアを伸ばした一方で、モバイル関連製品のないHPは前年同期の7.4%から4.6%にまでシェアを落とした。

PC減少しスマホが主役、平均単価が下落

 このほかIDCでは、パソコンやタブレット型端末、スマートフォンの市場は2016年まで好調を維持すると予測。出荷数は21億台、金額ベースで7967億ドル(約65兆5843億円)に達するとしている。

 同市場におけるパソコンは、2011年に39.1%を占めていたが、2016年には19.9%にまで下落するという。主役はスマートフォンで、2011年の53.1%から、2016年には66.7%にまで上昇するという。タブレットは7.7%から13.4%となる見通し。

 しかしその一方で、需要がパソコンからスマートフォンなどに移行するため、平均単価も2011年の534ドル(約4万4000円)から、2016年には378ドル(約3万1000円)に下がると予測している。

(津田 啓夢)