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MIL規格準拠、緊急速報メールも受信できる「mamorino3」

 KDDIと沖縄セルラーは、子供向けの京セラ製携帯電話「mamorino3(マモリーノ3)」を発表した。2013年1月中旬以降に発売する。価格は1万円程度になる見込み。

耐衝撃、緊急速報メールなどの新機能

 「mamorino3」は、未就学児や小学校低学年の子供向けに提供される、機能を制限した携帯電話。通話・メール(Eメール、Cメール)、防犯ブザーが利用できる。新たにMIL規格(米軍納品用規格)をサポートし、従来モデルの防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP5X)性能に加えて耐衝撃性能を備えることになった。

 緊急速報メールへの対応も新機能の1つ。緊急地震速報、津波警報、国・自治体の災害・避難情報を受信できる。

 方向決定キーの下ボタンを長押しすると点滅する防犯ライトは、もう一度下方向に押すと、点灯しつづける簡易ライトとして利用できる。

 防犯ブザー鳴動時には、セコムの駆けつけサービス「ココセコムEZs」(1回1万500円、現場急行が1時間超の場合は1時間ごとに1万500円)を利用することもできる。「駆けつけモード」「よびかけモード」「みつけるモード」「通話モード」の4つのモードが新たに用意された機能で、たとえば「駆けつけモード」では鳴動すると「ココセコムEZs」を利用でき、他のモードでは「ココセコムEZs」を利用せず鳴動のみにできる。また、よびかけモードでは、自動着信およびハンズフリー通話が可能だが、見つけるモードでは自動着信ではなく、簡易留守メモに繋がるなど、保護者が子供の居場所へすぐ駆けつけられるかどうか、ユーザーの生活スタイルにあわせて調節できる。

従来からの機能

 また、従来から継承する機能として、として、大規模災害発生時の災害ダイヤル、災害用伝言板サービスもサポートする。災害用伝言板サービスは、「mamorino3」からアクセスするとひらがな表記となる。

 保護者の携帯電話からmamorino3の現在地を確認することもできる。学校向けの電源オフ機能、定期的に現在地を通知する機能、アラーム機能も引き続き利用できる機能となる。

 傷害/賠償保険の付帯も従来通り。月額利用料はかからないが、万が一、怪我した場合、あるいは物を壊した場合などに、最大200万円まで保険(au損保)を利用できる。子供だけではなく保護者にも適用できる。なお、従来からの変更されたポイントとして、死亡保険はなくなった。

 迷惑メール対策は、auが用意する機能を利用するが、基本的に「mamorino3」では、アドレス帳に登録されていないメールアドレスから届いた場合、タイトルなどヘッダ情報だけ受信するようになっているとのこと。

 大きさは約48×88×18.9mm(最厚部約20mm)、重さは約80g。ボディカラーはブルー、ピンク、ホワイトの3色。2インチのTFTディスプレイを装備する。連続待受時間は890時間。先代の「mamorino2」では待受時間が約420時間で、今回は大幅に伸びているが、これは周波数再編により、以前まで使っていた電波(旧800MHz帯)のアンテナが不要になったこと、そして回路設計の変更によってCPUへの負荷が下がったためという。

 これまでユーザーから寄せられた活用事例としては、災害用伝言板運用時に、迷子になった子供が災害用伝言板へ迷子になったと書き込んだところ、それを見た親が電話して、アラームを鳴らすよう子供に教えて、「ココセコム」で警備員が子供の元へ急行できたという。また自動着信およびハンズフリー通話を利用して、公園で遊びに熱中する子供に対して、電話をかけて速く帰宅するよう親が電話したこともあった。

 また「ボタンの押しやすさ」「防水の強化」「防犯ブザーの操作ミスをなくしたい」「緊急速報メールへの対応」といった要望も寄せられており、今回は安心・安全・簡単/便利という点で改善が図られている。

(関口 聖)