ウィルコムとイー・モバイル、それぞれの店舗で相互に商品提供

　ウィルコムとウィルコム沖縄、イー・アクセス（イー・モバイル）は、1月17日より、それぞれが展開するショップにおいて、相互に商品の取り扱いを開始する。

　ソフトバンクグループとなったウィルコムとイー・モバイルでは、両社で協力できる部分の検討を進めた結果、今回、アイデアの1つとして相互の商品取り扱いを開始することになった。販売チャネルの拡充となり、データ通信に強いイー・モバイル、音声に強いウィルコムという組み合わせで、互いの強みを活かした最適なサービスをユーザーに提案、販売できるとしている。

　今回の取り組みによって、ウィルコムプラザでイー・モバイルの「Pocket WiFi（GL04P）」を、イー・モバイルショップでウィルコムの端末「ENERUS WX03S」「HONEY BEE 5 WX07K」などの取り扱いを開始する。

　2012年12月時点で、ウィルコムプラザは全国に約800店、イー・モバイルショップは177店存在する。このうち相互取扱を行うのは、開始時点で、ウィルコムプラザが約650店、イー・モバイルショップが約60店で、今後、順次拡大していく。

　相互取扱の開始以降も料金プランに変更はないとのこと。ただ、店舗を運営する代理店の施策によって、ウィルコムとイー・モバイルの商品をセット販売することはあり得るという。