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ソフトバンク、イー・アクセスの議決権付き株式を11社に譲渡

 ソフトバンクは、2012年10月1日に発表し、2013年1月1日付けで完全子会社としたイー・アクセスの一部株式について、ソフトバンクグループ外の11社に譲渡すると発表した。ソフトバンクの取締役会で決議された内容で、議決権付き株式を譲渡することで、イー・アクセスはソフトバンクの完全子会社から持分法適用関連会社になる。

 ソフトバンクは株式譲渡の理由について、MVNO向け事業を積極的に行っているイー・アクセスの事業を拡大していく上で、ソフトバンクから一定の独立性を確保する必要があると判断したと説明している。また、10月時点で発表した、両社によるネットワークの相互活用、基地局運用の相互協力、シナジーの創出といった取り組みに影響はないとしている。

 ソフトバンクは、イー・アクセスの完全子会社化を発表した後、2012年11月には、議決権については3分の1未満にする旨を総務省に説明している。今回のイー・アクセスの株式譲渡では、議決権付きの全株式1649株のうち、66.71%にあたる1100株を、100株ずつ11社に譲渡する。これにより、ソフトバンクの議決権付き株式の保有は549株、比率は33.29%になる。なお、ソフトバンクが保有する、議決権なしのイー・アクセス株式21万8777株はそのままで、株式全体ではソフトバンクが99.5%を保有することになる。

 イー・アクセスの議決権付き株式が100株ずつ譲渡されるのは以下の11社(カッコ内は所在地)。いずれもソフトバンクと資本および人的関係はなく、通信機器の調達やリース取引などを行っている会社が名を連ねている。

  • Alcatel-Lucent Participations(フランス)
  • Telefonaktiebolaget L M Ericsson(スウェーデン)
  • Comverse, Inc.(アメリカ)
  • Samsung Asia Pte. Ltd.(シンガポール)
  • Nokia Siemens Networks Holdings Singapore Ltd.(シンガポール)
  • オリックス株式会社(日本)
  • JA 三井リース株式会社(日本)
  • 東京センチュリーリース株式会社(日本)
  • 芙蓉総合リース株式会社(日本)
  • 三井住友ファイナンス&リース株式会社(日本)
  • 三菱UFJ リース株式会社(日本)

(太田 亮三)