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ドコモ、宅内ルーター「Home Wi-Fi」を無料レンタルで提供

 NTTドコモは、宅内用の無線LAN対応ルーター「Home Wi-Fi」を3月1日よりレンタル形式で提供開始する。指定のフラット型パケット定額サービスで携帯電話やスマートフォンを利用しているユーザーは月額費用なしで無料レンタルでき、2年間継続利用するとユーザーへ端末がプレゼントされる。全国のドコモショップまたは同社の専用Webサイトから申し込み可能で、指定の定額サービス以外のユーザーは月額315円(税込)で利用できる。

 「Home Wi-Fi」は、NECアクセステクニカ製の宅内向け無線LANルーター。大きさが約70×110×30mm、重さが約200gと、軽量・コンパクトなボックス型の筐体になっている。ボディカラーはホワイト、ブラック、レッド、ブルーの4色で、一般的な宅内向けルーターではあまり見られないカラフルなバリエーションが特徴。ホワイトやブラックは落ち着いた色調のリビングなどに、レッドやブルーは女性の部屋などにマッチするとしている。

 従来からドコモのAndroidスマートフォンにプリインストール提供されている「docomo Wi-Fiかんたん接続」アプリを利用して、「Home Wi-Fi」本体底面にあるQRコードを撮影して読み込むだけで、すぐにスマートフォンとWi-Fi接続できる。所定のSSIDとパスワードを入力することにより手動設定も行えるほか、PCから接続してWebブラウザー経由で本体のセキュリティ設定を変更することもできるようになっている。ただし、セキュリティ設定を変更した場合はQRコードからの接続設定が不可能になる場合がある。

 無線LANは2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、最大通信速度は300Mbps。3つ用意された100BASE-TX対応の有線LANポートで、ハブとしても使用できる。モデム機能は備えておらず、すでに宅内に設置されている既存のモデムなどと組み合わせて使うルーターであることに注意が必要。

 ドコモでは、今回の春モデルの発表に合わせて、家庭でもドコモのクラウドサービスやコンテンツサービスを利用できるようにする「docomo Smart Home」というコンセプトを打ち出した。この取り組みでは、家庭向けWi-Fiタブレット「dtab」や、Wi-Fi経由で映像コンテンツなどを受信してテレビで楽しむスティック端末「dstick」が用意されるが、こうした取り組みを支えるのがこの「Home Wi-Fi」となる。簡単に接続設定できる高速なWi-Fiルーターで、より多くの人に、快適に各サービスを利用してほしいとしている。

 なお、無償レンタルの対象となる定額サービスは、パケ・ホーダイ フラット、Xiパケ・ホーダイ フラットなど計10プランで、レンタルの申し込みは携帯電話1回線につき1回まで。レンタルされた「Home Wi-Fi」は2年経過する前に解約することも可能だが、一旦解約すると再度レンタルすることはできない。

(関口 聖/日沼諭史)