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全国の地下鉄でLTEを調査、auがエリア・速度ともに先行

全国の地下鉄でLTEを調査、auがエリア・速度ともに先行

 アップデイト MMD研究所は、Android端末とiPhone 5を対象に、全国主要都市の地下鉄ホームにおけるLTEの通信環境を調査し、結果を明らかにした。

 調査は全国6都市、34路線、615の駅で1月9日~21日にかけて実施された。使用された端末はNTTドコモの「Optimus G L-01E」、KDDIの「AQUOS PHONE SERIE SHL21」、ソフトバンクの「MOTOROLA RAZR M 201M」、KDDIとソフトバンクそれぞれの「iPhone 5」の計5台。

 調査結果によれば、全国主要都市の地下鉄ホームにおけるLTEの捕捉率は、Android、iPhone 5ともにauが1位となった。Android向けのLTEでは、auが598駅(97.2%)、ドコモが298駅(48.5%)、ソフトバンクが49駅(8%)でLTEを捕捉。iPhone 5では、auが567駅、ソフトバンクが67駅という結果になっている。

 LTEの通信速度については、Androidではauがダウンロードの平均で24.47Mbpsと最も速い結果となり、ソフトバンクが9.67Mbps、ドコモが6.39Mbpsとなっている。iPhone 5では、auがダウンロードの平均で12.40Mbps、ソフトバンクが8.64Mbpsとなっている。

 調査ではこのほか、路線別の状況など詳細が報告されている。

太田 亮三