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2012年度の国内スマホ出荷は3309万台に、矢野経調査

 矢野経済研究所は、国内の携帯電話(フィーチャーフォンとスマートフォン)およびタブレットの市場動向をまとめたレポートを発表した。2011年度の出荷実績や2012年度の予測、2013年度以降の動向などが示されている。

 調査は2012年9月〜12月、国内外の端末メーカーや国内の通信事業者、部品メーカーなどを対象に行われた。

 それによれば、国内の携帯電話出荷数は3947万台(前年度比1.9%増)になると予測されている。内訳は、フィーチャーフォンが638万台(同57.4%減)、スマートフォンが3309万台(同39.2%増)とのこと。フィーチャーフォンは、2011年度の1497万台という実績から大幅な減少になると見られているが、それでも法人需要、音声通話のみ利用するユーザーなど「底堅い需要がある」と分析されている。一方、スマートフォンは、これまで複数台所有することを前提にしていた需要が一段落すると見られている。2013年度以降は、フィーチャーフォンが485万台、360万台、250万台、スマートフォンは3637万台、3650万台、3700万台になるとの予測もあわせて示されている。

 レポートでは、今後のハンドセットとして、テザリングが利用できるLTE対応フィーチャーフォンなど、ユーザーの多様なニーズにあわせた商品開発の必要性を説いている。

 タブレットの出荷台数は、2012年度、422万台になるとの予測が示された。これは前年度比で60.2%増と大幅な伸び。7インチクラスの機種が中心となってきたこと、あるいはLTE対応機種の登場、iPad miniの発売がトピックとなっており、今後は法人での拡大も期待されている。2013年度は560万台、2015年度には695万台の出荷になると見られている。

(関口 聖)