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「UULA」2月14日開始、音楽・映画を中心に見放題で月額490円

 UULAは、総合エンターテイメントサービス「UULA」(ウーラ)を2月14日より開始する。iOSおよびAndroidに対応し、利用料は月額490円。個別課金なしで見放題のサービスとなる。

「UULA」

 今回開始される「UULA」は、映像コンテンツの配信サービスを基本とし、ミュージックビデオやライブビデオ、映画やドラマなどを定額制の見放題サービスで提供するのが特徴。約6万というコンテンツを揃えるほか、オリジナルコンテンツや独占配信コンテンツも用意される。音楽と映画を中心に、双方をひとつのアプリで楽しめるのも特徴になっている。

 申し込みはUULA公式Webサイトのほか、ソフトバンクショップの店頭でも可能。店頭で、4月末までに端末購入と同時に申し込んだ場合、1週間はお試し期間として無料で利用できる。

 「UULA」はソフトバンクの回線を利用するiOS端末およびソフトバンクモバイルのAndroid端末で利用でき、アプリはそれぞれApp Store、Google Playで配信される。Wi-Fiのみに対応するiPadは非対応。対応OSはAndroid 4.0〜(推奨)、iOS 5〜。なお、auのiPhoneについては、アプリをApp Storeからダウンロードできるため、「UULA」のサービスを利用できる。

 「UULA」のアプリでは、お気に入りのミュージックビデオなどを自由に登録できるプレイリスト機能が用意されるほか、視聴履歴に基づいてオススメ楽曲が再生されるAUTO PLAY機能、オフラインでも視聴できるキャッシュ機能を用意。テレビに接続する「SmartTV」とも連携でき、コンテンツを大画面で視聴できる。このほか、再生途中から再開できる「つづきから見る」機能や、占い、ランキング、端末に保存された音楽ファイルを再生する機能が搭載されている。画質は1.5Mbps、500kbps、300kbpsの3種類。なお、キャッシュ機能はWi-Fi接続時のみダウンロードでき、基本的に保存から48時間が経過するとオンラインで再認証が必要になる。時間はコンテンツにより異なるほか、キャッシュ再生に対応しない一部コンテンツもある。

 「UULA」で配信されるコンテンツは、音楽コンテンツではミュージックビデオ、ライブ映像、カラオケ映像の3種類が用意されており、カラオケは「JOYSOUND」から数万曲が提供される。映像コンテンツでは、洋画・邦画、国内・海外のドラマ、アニメのほか、アーティストどうしのコラボによるオリジナルコンテンツや著名な俳優を起用したオリジナル番組も配信される。オリジナル番組は音楽系が毎月、映像系は年間数本の制作が予定されている。

 UULAはエイベックス・エンタテインメントとソフトバンクによる合弁会社で、2012年10月にサービスとしての「UULA」を発表、当初は12月にサービスを開始するとしていたが、サービスの品質基準を満たすために延期され、2013年2月14日より開始されることになった。月額490円で見放題というサービス内容は当初の発表通り。

映画・音楽をひとつのアプリで見放題、プラットフォームとして展開

 2月13日には都内で記者向けの説明会が開催され、内容が解説された。サービスとしての「UULA」の特徴は、映画、音楽をひとつのアプリで楽しめることで、エイベックスのコンテンツ力が最大限に発揮されるという。一方、サービス開始時点で65社以上のコンテンツパートナーがコンテンツを提供し、プラットフォームとしての展開にも注力していく方針。

 オリジナルコンテンツでは、倖田來未、蜷川実花、安野モヨコらがコラボするオリジナルのミュージックビデオのほか、監督に原田眞人、主演が椎名桔平、主題歌がm-floというドラマ「RETURN」が制作されるなど、「UULAから発信するものでムーブメントを仕掛けていきたい」と意気込みが語られた。

エイベックスの村本理恵子氏

 エイベックス通信放送の事業戦略室 室長などを兼務し「UULA」も担当する村本理恵子氏は、「コンテンツには自信を持っているが、さまざまな情報通信の変化の中で、音楽を取り巻く環境も変わっている。音楽の場を作らないといけないと考え、デジタルの上に新しい市場を作っていきたいというのがエイベックスとしての大きな方向性」と、プラットフォームとして提供する意味を語った。同氏はまた、サービス開始が当初発表より遅れた点について、「ユーザーにとって使いやすい機能を準備している中、開発が遅れた。松浦(勝人氏)を筆頭に、我々はユーザービリティを重視している。厳しく社内でチェックをした部分が一番大きい」と説明している。

(太田 亮三)