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シャープ、業界最小クラスのCMOSカメラモジュールを開発

シャープ、業界最小クラスのCMOSカメラモジュールを開発

 シャープは、モバイル機器向けのCMOSカメラモジュール「RJ63AC300」を開発した。撮像素子は1/3.06型 1310万画素の裏面照射型CMOSで、レンズF値は2.0。シャープでは「業界最小クラス」としている。3月15日からはサンプル出荷を行う。

シャープ製CMOSカメラモジュール「RJ63AC300」

 RJ63AC300は、スマートフォン内蔵カメラなどの用途を想定。サイズは8.5×8.5×5.75mmで、従来モデル「RJ63YC100」と比べて約35%の小型化を実現した。このほかにも、光学式手振れ補正、フルHD撮影(1080p/60fps)、オートフォーカス対応といった特徴を備えている。

 RJ63AC300のサンプル価格は1万2000円。なお、4月29日からは月産20万個体制での量産も開始する。

森田 秀一