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スマホと連携する自動車用の衝突防止補助システム「Mobileye」

スマホと連携する自動車用の衝突防止補助システム「Mobileye」

 アイモバイルは、自動車用衝突防止補助システム「Mobileye(モービルアイ)」のラインナップに、スマートフォンと連携する「Mobileye-560」を追加し、6月に販売を開始する。

 「Mobileye」は、自動車のフロントガラスにカメラを取り付けることで、人や二輪車、自動車、車線などを認識して、危険な場合に警告音で通知する衝突防止補助システム。前方車両との衝突、歩行者との接触といった可能性がある場合に警告し、ウィンカーを出さずに車線をそれたり、前方車両との車間距離が近づいたりした場合にも警告する。

 「Mobileye-560」ではBluetoothをサポートし、iOS版およびAndroid版のアプリを利用して、スマートフォンのディスプレイに警告表示する。さらに、各種警報ログをスマートフォンに蓄積し、統計情報を確認できる。

 なお、ドライブレコーダー機能は用意されていない。今後、カーナビのディスプレイへの警報表示や、警報をきっかけにドライブレコーダーを記録する機能など、連携を進めていく計画という。

 「Mobileye-560」の価格は13万1250円で、乗用車への取り付け価格は3万6750円。メーカー認定のインストーラによる車両取り付け工事が必要となる。「Mobileye」は運送会社などの法人導入で数を伸ばし、国内出荷数は1万台を超えているという。

津田 啓夢