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写真で見る「GALAXY S 4」

 既報のとおり、サムスン電子は14日(現地時間)、米・ニューヨークで、5インチ・フルHDディスプレイを搭載したフラッグシップモデル「GALAXY S 4」を発表した。

 日本への投入についてはアナウンスされていないが、従来までの経緯を考えると、発売されないことはなさそうだ。世界でもっとも販売台数の多いGALAXYシリーズの最新モデルだけに、日本での展開も見逃せない1台と言えるだろう。主な機能やスペックは既報のとおりだが、ここでは、写真や動画でGALAXY S 4を詳細にチェックしていきたい。

GALAXY S 4

 外観のデザインは、「GALAXY S III」や「GALAXY Note II」からの流れを受け継ぐものになっており、ボディは緩やかにラウンドしている。5インチとサイズは大きいが、片手で持ちにくいということはなかった。ブルーとホワイトというカラーバリエーションも、GALAXY S IIIをほうふつとさせるが、背面処理はどちらといえば、KDDIが発売した「GALAXY S III Progre」に近い印象も受けた。

ホワイトボディ
ブルーボディ

 次に、ユーザーインターフェイス(UI)を確認していきたい。ホーム画面の構成は、GALAXY S IIIから大きく変わっていない。一方で「Story Album」など、新アプリが搭載されたことに伴い、ウィジェットは新しくなっている。アプリ一覧のトレイは、アプリとウィジェットをタブで切り替えることが可能だ。

Story Albumのウィジェットが張られたホームとアプリ一覧

 大きく変わったのが、通知エリア。右上に四角が4つ組み合わさったアイコンがあり、ここをタップすると設定ボタンの一覧が現れる。通知上に配置するボタンは、カスタマイズすることも可能だ。

通知から設定用のボタン一覧を呼び出せる。この部分は、カスタマイズできる

 設定メニューのレイアウトも、今までと大きく異なる部分だ。設定を開くと、画面上に「Connections」「My device」「Accounts」「More」のタブが並んでいることが分かる。

 「Connections」には、その名のとおり、モバイル通信やWi-Fiなど、ネットワークに関連する設定がまとめられている。「My device」は、ディスプレイや音量といった、端末に関する設定項目だ。また、「Accounts」には、Googleアカウントなどがまとめられている。ストレージや時間設定は、「More」で行う仕組みだ。

設定メニューの構成は、大きく変わった

 フルHDのディスプレイは、色やコントラストを自動で調整する「Adapt display」に対応。これを解除すると、「Dynamic」や「Standard」のほか、「Adobe RGB」に準拠したカラー調整も設定できる。また、ホーム画面は2種類内蔵されており、「Easy」も選択可能だ。

ディスプレイの色などを調整可能。ホーム画面は2種類内蔵する。キャリアによっては、ここが3種類になることもありそうだ

 GALAXY Note IIから対応した、マルチウインドウも利用できる。戻るキーを長押しすると画面左にランチャーが出現。ここから起動したいアプリを、ドラッグすればよい。

ランチャーからアプリを選択して、画面を分割できる

 UNPACKEDで真っ先に紹介されていたカメラも、GALAXY S 4から大きく変わった機能の1つだ。シャッターボタンの横の「MODE」ボタンが加わり、ここをタップすると「Best photo」や「Beauty face」「Sound & shot」「Drama」といった各種機能を呼び出せる。

 ちなみに、「Sound & shot」は音つきの写真を撮るためのモードで、「Drama」は動きのある写真を自動で合成するためのモード。いずれも、GALAXY S 4からの新機能となり、UNPACKEDでも解説に時間が割かれていた。

カメラ起動時の画面には「MODE」というボタンが加わり、新機能数々もここから呼び出せる
イン、アウト2つのカメラを同時に使用する「Dual Camera」。フレームを変更することも可能だ

 ユーザーの目を検知し、画面を見ているときに自動で消灯するのを防ぐ「Smart stay」と同じ発想に基づく、新たな機能も加わっている。それが「Smart pause」と「Smart scroll」。Smart pauseは目線を外すと動画の再生がとまる機能。後者のSmart scrollは、画面を見ている時だけ傾きを検知し、ブラウザなどが自動でスクロールする仕組みのことだ。こおれらの設定は、「Smart screen」という項目にまとめられている。

「Smart screen」で、「Smart pause」や「Smart scroll」を設定できる

 ほかにも、GALAXY S 4には数々の新機能が加わっている。健康管理機器とBluetoothなどで連動する「S Health」もそのひとつ。UNPACKEDの会場では、実際に周辺機器も用意されていた。会場の騒音が大きく、音声認識が必要となる翻訳アプリの「S Translator」や、車内で使用を想定した「S Voice Drive」は、あまり上手く機能しなかったが、これらもGALAXY S 4の売りとなる。

健康機器と連携する「S Health」
「S Translator」と「S Voice Drive」

 また、ワイヤレスチャージャーにも対応している。充電器の上に端末を置くと、「これから充電が開始される」というメッセージが表示される。

ワイヤレスチャージャー

 珍しい周辺機器としては、ゲーム用のコントローラーが展示されていた。説明員によると、現時点ではGALAXY S 4専用とのことで、接続はBluetoothで行っている。説明員は、他のGALAXYシリーズにも拡大していきたいと語っていた。

GALAXY S 4対応のゲームパッド。Bluetooth接続のため、分離しても使える

 最後に、実際GALAXY S 4を操作した動画も掲載する。タッチへの追従は抜群で、スクロールが非常に滑らかなことが分かるはずだ。

(石野 純也)