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東京メトロ、3月21日に全線エリア化

東京メトロ、3月21日に全線エリア化

 東京メトロ、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス(イー・モバイル)は、東京メトロのほぼ全線での携帯電話のサービスエリアが完了し、3月21日正午より、これまで利用できなかった一部区間でも、携帯電話が利用できると発表した。

 3月21日正午より、携帯電話のサービスエリアとなる区間は以下の通り。

路線名区間
銀座線浅草駅~神田駅
丸ノ内線新宿御苑駅~新中野駅・中野新橋駅
有楽町線和光市駅~小竹向原駅、千川駅~要町駅
南北線目黒駅~市ヶ谷駅

 東京メトロは2011年12月に駅間トンネルの携帯電話エリア化計画を発表。2012年3月から徐々にサービスエリアが拡充されてきた。当初は2012年中に全線で整備を終える計画だったが、2012年8月に携帯電話用アンテナの設置工事中のトラブル発生により、工事の安全対策を実施したため、2012年度末(2013年3月末)に整備を終える方針に変更されていた。今回、その方針通り、各路線でのサービスエリア化が完了することになる。なお、有楽町線と副都心線の小竹向原と千川の間は、現在実施中の工事を終えてからエリア化が進められ、2016年度中に完了する予定。

関口 聖