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Facebook、「Facebook Home」を発表

 米Facebookは、4月4日(米国時間)、Android向けの新しいアプリ「Facebook Home」を発表した。米国では4月12日より無料で提供される予定で、その他の国でも数週間のうちに、順次提供される予定。また海外で発売されるAndroidスマートフォンの一部機種にはプリセットされる。

 「Facebook Home」は、AndroidスマートフォンのユーザーインターフェイスをFacebookの利用に適した形にするアプリ。同社では、「携帯電話でもOSでもない、しかし単なるアプリ以上の存在」として、AndroidスマートフォンとFacebookを統合して利用できると説明。また4日の発表会で説明を行った同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、「今日は、いよいよ“Facebookフォン”について語ろう(Today we're finaly gonna talk about that "Facebook Phone")」と述べてプレゼンテーションをスタート。「全てのフォン、全ての人にベストな体験を提供したい」と意気込みを見せた。

カバーフィード
チャットヘッド

 主な機能は「カバーフィード(Coverfeed)」「チャットヘッド(Chat heads)」「お知らせ(Notifications)」となる。カバーフィードは、いわゆるロック画面とホーム画面の役割を果たす。同機能では、友人の投稿や「いいね!」とした企業のFacebookページの内容など、最新情報が表示される。2回タップすると“いいね!”としたことになり、スワイプ(画面上を指ではらう操作)すると、次の記事へ切り替えられる。

 チャットヘッドは、他のユーザーとのチャット機能。FacebookメッセンジャーとSMSが統合されて表示されるほか、他のアプリを使いつつ、チャットすることもできるという。

 お知らせは、通話着信、Facebookで繋がる他のユーザーのチェックイン、Instagramへの投稿などを通知する機能。タップすると、詳細を確認できる。

 アプリランチャーも用意されており、他のAndroid向けアプリを利用できる。

プレゼンテーションの前半で示された概念図

 現時点での対応機種は、HTC製の「HTC First」「HTC One X」「HTC One X+」「HTC One(近日発売)」、サムスン製の「GALAXY S III」「GALAXY Note II」、「GALAXY S4(近日発売)」となる。

お知らせ
アプリランチャー

AT&T向けのFacebook Homeプリセット端末「HTC First」

 米国では、Facebook HomeをプリセットしたAndroidスマートフォン「HTC First」が4月12日に発売される。AT&Tのスマートフォンとして販売される。価格は449.99ドル(約4万3600円)だが、2年契約での価格は99.99ドル(約9700円)となる。

 「HTC First」は、4.3インチ(720p、341ppi)のディスプレイや500万画素カメラを搭載する、LTE対応のAndroid 4.1スマートフォン。1.4GHz駆動のデュアルコアCPU「Snapdragon 400」を採用し、16GBのストレージ、1GBのメモリを内蔵する。大きさは約126×65×8.9mm、重さは約123.9g。

 あわせてHTCでは、英国ではEE社(仏Orangeと独T-Mobileの合弁通信企業)で、フランスではOrange社で「HTC First」を発売することも発表している。フランスでは今夏発売で、英国ではその後発売されるとのこと。

(関口 聖)