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ユニデン、スマホから手軽に確認できるワイヤレスカメラ

ユニデン、スマホから手軽に確認できるワイヤレスカメラ

 ユニデンは、スマートフォンやタブレットから映像を確認できるワイヤレスカメラとモニターのセット「GUARDIAN(ガーディアン)シリーズ GD7012」を4月下旬に発売する。オープンプライスだが、同社直販サイトでの販売価格は5万7800円

 「GD7012」は、屋外用カメラと屋内用カメラ、7インチのタッチパネル液晶モニターがセットになった、監視用途の製品。モニターにLANポートが用意されており、インターネット経由で、ユーザーの手持ちのスマートフォンやタブレットからカメラの映像を確認できる。確認するには、専用アプリ(iOS 4.0以上/Android 2.2以上対応)の「Guardian 2」から機器固有番号とセキュリティコードを入力する必要がある。

 同社によれば、今回の製品で最も特徴的な部分は、スマートフォンやタブレットから映像を確認するための、導入時および操作時の手順が簡便になったことだという。宅内LANのポート開放などを設定せずとも、アプリをインストールして2つの番号(機器固有番号とセキュリティコード)を入力するだけ、という形になっている。

 製品のスペックを見ると、屋外用カメラは約13万画素の1/4型CMOSセンサーを用いており、赤外線LEDを20個備えて約5~8mという距離であれば暗い場所でも撮影できる。IP66準拠の耐塵・耐水仕様だが、電源は防水には非対応となる。屋内用カメラも同じ有効画素数だが、耐塵・耐水仕様は非対応。こちらはバッテリーで約3時間、駆動する。

 同梱のモニターは800×480ドットという解像度で、最大32GBのSDHCカードを装着できる。カメラとモニターは、無線(2.4GHz帯)で繋がり、見通せる場所であれば最大150mという距離で映像を伝送できる。モニターにはカメラを最大4台まで同時に接続できる。台数が増えるほど、カメラ1台あたりの解像度は小さくなる。スマートフォンから確認する場合も複数のカメラを切り替えることができる。なおモニターでは映像をSDカードへ録画できるが、スマートフォンからは、ライブ映像の確認および静止画のキャプチャが可能となっている。

関口 聖