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So-net、新MVNOサービス「NURO LTE」を発表

 ソネットエンタテインメント(So-net)は、NTTドコモのLTE網を利用する、レイヤー2接続によるMVNOサービス「NURO LTE」(ニューロ LTE)を発表した。高速通信、低額、音声通話対応の大きく分けて3種類を用意し、高速通信プランにはモバイルWi-Fiルーターを提供、複数枚のSIMカードでも利用にも対応する。一連のサービスは4月15日より提供が開始されている。同社はこのほか、ドコモのLTE網を利用したMVNE事業も開始すると発表している。

月額3800円で高速通信の「NURO LTE ハイスピード」

 新たに発表された、ドコモのLTEの網を使う「NURO LTE」のうち、高速な通信速度への対応を謳うのが「NURO LTE ハイスピードV」および「NURO LTE ハイスピード」。「NURO LTE ハイスピードV」は2年契約で月額3800円(契約解除料は9975円)、「NURO LTE ハイスピード」は長期契約なしで月額4980円となっている。

 両プラン共通で、通信速度は下り最大100Mbps(一部エリアでは最大112.5Mbps)、上り最大37.5Mbps。両プランに用意されるモバイルWi-Fiルーター「FS010W」は下り最大100Mbpsだが、別途対応端末を用意すれば、対応エリアにて下り最大112.5Mbpsの通信速度を利用できる。

 同じプランを共有できる追加のSIMカードは2枚まで申し込むことができ、契約時のみ申し込める。SIMカードの形状は通常SIM、microSIM、nanoSIMの3種類で、1枚につき月額158円とユニバーサルサービス料が必要。

 両プランともに当日を含む直近3日間で500MBを超えると通信速度が制限される。加えて、2013年10月以降、当月のデータ通信量が5GBを超えると当月末まで通信速度が制限される。制限時の通信速度は非公開。

「FS010W」

 上記の「NURO LTE ハイスピード」の2つのプランで用意される端末は、富士ソフト製のモバイルWi-Fiルーター「FS010W」で、LTEで約8時間、3Gで約10時間の連続駆動が可能。通信速度の仕様は、下り最大100Mbps、上り最大50Mbps。無線LANはIEEE802.11b/g/nをサポートし、最大10台まで同時に接続できる。スマートフォンやパソコンなど無線LANクライアント機器との最大通信速度は72Mbps。

 大きさは約70×70×16.6mmで、重さは約108g。So-netの販売価格は3万2550円で、30回の割賦払い。5月末までに「NURO LTE ハイスピードV」を申込んだ場合は、特典により端末代金相当が月額料金より割引され、端末は実質0円となる。

月額980円、チャージで高速化「NURO LTE ライト」

 「NURO LTE ライト」は、月額980円で通信速度が上下とも最大150kbpsとしたプラン。対応端末はユーザーが用意する。最低利用期間は1年間で、期間内の契約解除料は3150円。

 別途料金を払ってチャージを行えば、高速通信が可能。価格は100MB分が525円、500MBが2205円、1GBが3990円。当月におけるチャージの上限は3GB。チャージの有効期限は購入月を含まず3カ月間。一度チャージを行うと使いきるまでは高速通信での利用になり、途中で高速通信・低速通信の切り替えはできない。

 このほかWindows、Mac OS X、Androidに対応するマカフィーの「マルチデバイスセキュリティ」が付属し、無料で利用できる。

 同じプランを共有できる追加のSIMカードは2枚まで申し込むことができ、契約時のみ申し込める。SIMカードの形状は通常SIM、microSIM、nanoSIMの3種類で、1枚につき月額158円とユニバーサルサービス料が必要。

 当日を含む直近3日間で500MBを超えると通信速度が制限される。チャージ量に上限があり、月間の通信量に制限は設けられていない。

MNPと音声通話に対応「NURO LTE+Talk」

 音声通話に対応した「NURO LTE+Talk」は、上記の「NURO LTE ライト」に音声通話サービスを加えたもの。月額2310円で、500円分の通話料が含まれている。通話料は30秒につき21円、SMSは1通につき3.15円。電話番号はMNPに対応する。なお、「NURO LTE+Talk」において申し込める追加のSIMカードはデータ通信専用となる。

 すべてのプランにおいて、契約時には契約事務手数料3150円が必要。また各プランではSIMカード(電話番号)毎にユニバーサルサービス料(2013年は月額3.15円)が必要になる。

※訂正(2013/04/15 19:57):一部記述を修正しました

(太田 亮三)