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2月の国内メーカー出荷数、スマホやPHSが好調

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、国内メーカーにおける2013年2月の携帯電話・PHSの国内出荷台数を発表した。

 2月の携帯電話およびPHSの出荷数は231万1000台で、前年同月比97.7%と10カ月連続の前年割れとなった。携帯電話は前年同月比96.9%の212万2000台となり、こちらも前年の実績を下回る結果となった。ただし、スマートフォンに限れば136万5000台(前年同月比126.3%)となり、2カ月ぶりにプラスに転じている。出荷に占めるスマートフォンの割合は59.1%。

 また、PHSについては、18万9000台の前年同月比107.6%となり、3カ月連続で前年を上回った。キャンペーンが堅調に推移しているという。

 なお、この調査には、アップルやサムスン電子、LGエレクトロニクス、HTC、パンテック、Huawei、ZTEといった海外メーカーは参加しておらず、国内メーカーのみのデータとなる。

津田 啓夢