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UEI、独自OS搭載の手書き特化タブレット「enchantMOON」発売

 ユビキタスエンターテインメント(UEI)は、Android 4.0ベースの独自OS「MOONPhase」を搭載した8インチの手書きメモ特化型のタブレット端末「enchantMOON」(エンチャントムーン)を5月下旬より順次発売する。価格は3万9800円で、直販サイトでの販売となる。4月23日より予約が開始され、同日にはタッチ&トライイベントも実施される。

 「enchantMOON」は、手書き文字認識により、ペンで書く操作、指で他の操作を行う手書きメモ特化型タブレット端末。映画監督、特技監督として知られる樋口真嗣氏や、哲学者の東浩紀氏が製品設計段階から関わっているという。端末の外観デザインはイラストレーターの安倍吉俊氏。

 製品名は、新たな目標とユーザーの思考を反射して描き出すという意味をこめた「MOON」と、魔法を意味するenchantから由来する。UEIでは「enchant.js」というオープンソースソフトなども手がけている。

 Android 4.0ベースの独自OS「MOONPhase」を搭載する。Androidアプリは利用できず、HTML5(enchant.js)のWebアプリをネット経由でインストールして利用する。なお、「enchantMOON」単体でもプログラミング言語「MOONBlock」でアプリ開発できるという。

 手書きした文字は自動的に文字認識されてデジタルデータ化される。書いた文字を指で囲むとさまざまな操作が可能で、Web検索も行える。閲覧したWebページの一部を切り取って、ノートに貼り付けるといった利用が可能。

 カメラを呼び出す際に「カメラ」「camera」と手書きして呼び出せる。また、自分で書いた文字やイラストをデジタル“シール”として利用できる。さらに、ネット上からシールアプリをダウンロードして利用できるという。EvernoteやFacebook、Twitterなどと連携するシールが発売当初から提供される予定。

 ディスプレイは8インチ、1024×768ドットの静電容量式のタッチパネルを搭載。電磁誘導式のデジタイザーペン(タッチペン)を同梱する。画面に手をついて入力できる。タッチペンはストラップのペンホルダーに収納して持ち運ぶ。

 CPUとして1.2GHz駆動のAllWinner製「A10」、メモリは1GBで、ストレージ容量は16GB。IEEE802.11b/g/n準拠のWi-Fi(2.4GHz帯のみ)に対応する。背面とディスプレイ側に200万画素のCMOSカメラを搭載する。バッテリー容量は5000mAhで、動作時間は約7時間。ACアダプタや専用USBケーブル、初回出荷限定のペンホルダー付きストラップなどが同梱される。

 ハンドル部分を伸ばした時の大きさは280×162(ハンドル部180mm)mmで、重さは699g。ボディの材質はマグネシウム合金。

 直販サイトで購入する際の決済は代金引換のみ。送料や手数料が別途必要。販売パートナーからも購入できる。「enchantMOON」の目標販売数は5000台。なお、4月23日19時より、東京・五反田のゲンロンカフェにおいてタッチ&トライイベントが実施される予定。

(津田 啓夢)