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Apple第2四半期決算、端末販売は順調も利益は減少

 米Appleは、2013年度第2四半期(2013年1~3月期)の決算を発表した。売上は436億ドル(約4兆3364億円)、利益は95億ドル(約9495億円)となり、利益は前年同期比で減少に転じた。

 第2四半期の売上は436億ドルで、前年同期比では約11%の増加。一方、利益は95億ドルで、前年同期比で約18%の減少。

 第2四半期の売上における地域別の内訳は、北米が140億5200万ドル、ヨーロッパが98億ドル、香港・台湾を含む中国地域が82億1300万ドル、日本が31億3500万ドル、その他アジア太平洋地域が31億6200万ドル、小売りによる売上が52億4100万ドルとなっている。

 第2四半期の製品の販売台数は、iPhoneが3743万台、売上は229億5500万ドルで、前年同期の販売台数3506万4000台から増加し、第2四半期としては過去最高の販売台数。iPadは1947万7000台、Macは395万2000台、iPodは563万3000台となった。また、iTunesやソフトウェア、サービスでの売上は41億1400万ドル、アクセサリー販売の売上は13億7900万ドルとなっている。

 同社は第2四半期の決算発表と同時に、内容を拡大した株式還元プログラムも発表している。

太田 亮三