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SoftBank 4GとEMOBILE LTE対応の「Pocket WiFi 203Z」

 「Pocket WiFi 203Z」は、ソフトバンク網とイー・モバイル網が利用できるZTE製のモバイルWi-Fiルーター。8月以降に発売される予定。なお、発表会場では、電源の入らないモックアップが展示された。

 ソフトバンク側のネットワークは、TDD-LTEと互換するAXGP方式の「SoftBank 4G」(下り最大110Mbps、2.5GHz帯)と、1.5GHz帯の3G(下り最大42Mbps)に対応。イー・モバイル側のネットワークは、FDD-LTE方式の「EMOBILE LTE」(下り最大75Mbps、1.7GHz帯)と、1.7GHzの3Gに対応する。国際ローミングの場合は2.1GHzと850MHzの3Gをサポートする。

 イー・モバイル製モバイルWi-Fiルーターの一部モデルでは、将来的な通信規格高速化を見据えて「UE Category 4」規格が採用されているが、203Zでも同規格をサポートする。ただし、UE Category 4対応サービスは現時点で行われておらず、開始時期なども明らかにされていない。

 なお、データ通信料金については、発売日が決定次第、改めて案内するとしている。契約時はソフトバンクで一括して行える。

 本体には1.4インチのカラー液晶を搭載し、タッチキーで操作できる。側面のスロットにmicroSDHCカード(最大32GBまで)を挿入すれば、簡易NASとしての運用も可能。

 203Zでは、モバイルWi-Fiルーターとしては大容量となる5000mAhバッテリーを内蔵するのも特徴。連続待受時間は約640時間、連続通信時間は約13時間。

 また、バッテリーから外部USB機器へ給電する機能も備えており、屋外などでスマートフォンやタブレットを充電できる。発表会場での説明によると「iPhoneを1回充電して、さらに8時間程度は203Zでの通信が可能」という。

 Wi-Fiは、IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応する。Wi-Fiの同時接続数は最大14台。SSIDは最大2つ設定可能で、Wi-Fiのセキュリティ認証はWEPやWPA、WPA2をサポートする。簡単接続機能であるWPSも利用できる。

 大きさは約110×67.5×18.6mmで、重さは未定。ボディカラーはブラックとなる。

(津田 啓夢/森田 秀一)