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総務省、「au 4G LTE」の広告でKDDIに指導

 総務省は、KDDIに対し、「4G LTE」に関連した広告表示について、適正な表示と分かりやすい情報の提供を行うよう口頭で指導したと発表した。

 問題となったのは、「4G LTE」を紹介するWebサイトと店頭向けの総合カタログにおいて、本来はAndroid端末のみが対応し、iPhone 5は含まれない内容のアピール文に対して、iPhone 5を含めた形で記載していたというもの。

 具体的には、「受信最大75Mbpsの超高速ネットワークを実人口カバー率96%に急速拡大。(2013年3月末予定)」とする文と、「2013年には更に高速ネットワークへ進化。受信時最大112.5Mbpsに!!」という文が指導の対象になった。記載された実人口カバー率の予定は、当時におけるAndroid端末向けのLTE網(800MHz/1.5GHz帯)に関するもので、iPhone 5が対応するLTE網(2GHz帯)には当てはまらない内容だったが、iPhone 5を含めた形で記載されていた。なお、受信最大75Mbpsという仕様については、iPhone 5が対応するLTE網(2GHz帯)でも一部で実現されている。

 KDDIでは、Webサイト上での表記について、2012年11月末に上記の内容を誤記として確認し、12月1日に修正を行ったとしている。総合カタログについては12月初旬にユーザーから問い合わせがあり、以降の号で修正された。

 一連の誤記がWebサイトに掲載された期間は、2012年9月14日〜11月30日。「総合カタログ」では2012年11月号と2012年12月〜2013年1月号、「法人向け総合カタログ」では2012年 vol.3となっている。

 KDDIは2013年3月15日に、Webサイトとカタログにおける誤記を発表、Webサイトに謹告を掲載している。

「総合カタログ 2012年12月〜2013年1月号」の該当ページ

【お詫びと訂正 2013/05/10 23:38】
 初出時、「2013年には更に高速ネットワークへ進化。受信時最大112.5Mbpsに!!」というKDDI記載の文について、Android端末向けLTE網(800MHz/1.5GHz帯)に関する内容としていましたが、KDDIでは、2013年以降は「4G LTE」の2GHz帯(15MHz幅)で通信速度を112.5Mbpsにまで高速化させる予定です。お詫びして訂正いたします。

(太田 亮三)