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5.2インチのフルHD液晶、フルセグ対応の「ARROWS NX F-06E」

 「ARROWS NX F-06E」は富士通製のAndroid 4.2搭載スマートフォン。5.2インチという大型ディスプレイとフルセグなどさまざまな機能を取り込んだハイスペックな一台だ。

 側面にはメタル素材が用いられ、背面にはダイヤモンド粒子を用いた「ダイヤモンドタフコート」が施されている。6月中旬発売予定で、月々サポート適用後の実質負担額は4万円台前半になる見込み。「はじめてスマホ割」「ありがとう10年スマホ割」は適用されない。

5.2インチディスプレイ

 ドコモの今夏モデルのスマートフォンでは、最大サイズとなる5.2インチのフルHDディスプレイを装備する。ディスプレイとボディの間は3mmと狭額縁設計となっており、端末の横幅も70mmと、5インチディスプレイの前モデル「ARROWS X F-02E」とほぼ変わらないサイズ感を維持している。

 ホームキーやバックキー、メニューキーは、画面下部に表示されるソフトウェアキー形式になっている。そのため、画面下側の額縁も狭く、端末は非常にコンパクトになっている。テレビや動画視聴時などには、ソフトウェアキーは一時的に消え、画面全体を使えるようになっている。

 また、ソフトウェアキー表示部には、「スライドディスプレイ」機能のための「↓」のアイコンも表示される。このアイコンをタップすると、画面表示全体が一時的に下にずれる(下半分は表示が隠れる)ようになっていて、片手操作時に指が届きにくい画面上半分を操作しやすくすることができる。このほか、ディスプレイからのブルーライトを約30%軽減するブルーライトカットモードも利用できる。

フルセグ対応

 大画面を活かす機能として、フルセグに対応。ワンセグにも対応しており、初期設定では放送波の強度にあわせてフルセグとワンセグを自動的に切り替える形となっている。

 同梱の専用クレードルは、「F-06E」を横長表示で置けるようになっており、充電しながらテレビを観賞できる。「F-06E」の背面にあるスピーカーの位置にあわせてクレードルに穴が設けられており、フルセグを装着すると音がクレードルの本体内を反響してユーザーにはボリュームを上げた状態で聞こえる。

 フルセグの録画機能には対応しないが、DTCP-IPやDTCP+といった規格に対応し、レコーダーで録画した番組の視聴や転送も可能となっている。

富士通独自の高度なセキュリティ・プライバシー機能

 ホーム画面としては、ドコモ共通の「docomo Palette UI」が標準として設定されているが、富士通独自の「NX!ホーム」などに切り替えることもできる。指を画面の1cm程度に近づけて操作するホバー操作にも対応する。画面外から指をスライドさせることで呼び出すスライドインランチャーなどの機能も従来機種同様に搭載している。

 背面に指紋認証センサーを搭載していて、ロック解除のパスコード代わりに指紋を利用できる。指紋認証センサーはプッシュボタンにもなっていて、スリープ解除から指紋認証までの操作をスムーズに行なえるほか、短押しで画面消灯、長押しでプライバシーモードへの切り替えが行なえる。

 プライバシーモードは、従来の富士通端末が搭載していたのと同じ機能。プライバシーモード中は、指定した連絡先やアプリ、ブックマーク、写真などが非表示となり、プライバシー指定された連絡先からの着信通知も隠すことができる。ただし、これらのプライバシー機能は、あくまでオプション的な扱いで、すべての機能を利用するには、ホーム画面に「NX!ホーム」を利用し、さらに富士通製の電話や電話帳、メールアプリをダウンロードする必要がある。富士通製の「NX!メール」はspモードメールに対応しないため、spモードメールについては、プライバシーモードで隠すことはできない。

 このほか、指定したアプリの起動時に認証を必要とするセキュリティ機能も搭載する。同様の機能は、従来機種までは「miLock」というアプリを使っていたが、今夏のモデルではシステムに組み込まれ、設定メニューから利用するようになっている。

 富士通独自のセンシング技術応用機能であるヒューマンセントリックエンジンを搭載し、端末の状態を検知しながら省電力化したり、使い勝手を向上させたり、利用者の歩数や睡眠の深さを検知したりといった機能が搭載されている。

シンプルなカメラアプリ

 メインのリアカメラには、1630万画素の裏面照射CMOSを搭載する。フロントカメラは130万画素の裏面照射CMOS。

 カメラアプリはシンプルになっていて、手動で設定できる項目が最小限になった。エフェクトフィルタなどの機能も搭載されていないが、そういった付加機能を省く代わりに、画質について徹底的にチューニングが行なわれているという。また、撮影時に設定できる項目は少ないが、自動シーン判別や富士通独自技術で被写体からの距離に応じて光量を調整する「インテリジェントフラッシュ」などの機能は搭載されている。

主な機能、対応サービス

 CPUは、最近の富士通製スマートフォンのハイエンド機種で採用されてきたTegraシリーズではなく、クアルコム製のチップセット(APQ8064T、1.7GHz駆動、クアッドコア)が採用されている。ストレージは64GB、システムメモリ(RAM)は2GB。バッテリーは3020mAhで、背面カバーは取り外しできない固定式。

 NOTTV、防水防塵(IPX5/IPX8/IP5X)、おサイフケータイ、NFC(決済対応)、赤外線通信、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0、DLNA(DTCP-IP)などをサポートする。独自アプリとしては、30の辞書を収録した「富士通モバイル総合辞書+」を搭載している。

 大きさは約139×70×9.9mm。重さは約163g。ボディカラーはBlackとWhiteの2色。

(関口 聖/白根 雅彦)