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「ドコモ サービスパック」や関連サービスを5月16日より提供

 NTTドコモは、コンテンツやサービスをまとめて月額制で登録できる「ドコモ サービスパック」について、具体的なパックである「おすすめパック」「あんしんパック」を5月16日より提供を開始する。

「ドコモ サービスパック」として提供される「おすすめパック」「あんしんパック」

 「ドコモ サービスパック」は4月26日に発表されており、サービス提供開始日は明らかにされていなかったが、5月15日に夏モデルが発表されるのに合わせて、「ドコモ サービスパック」も開始日が発表された。

 「おすすめパック」は月額525円で、「スゴ得コンテンツ」「iコンシェル」「クラウド容量オプション プラス50GB」がセットになったもの。いずれも単体サービスで、セットになることで割安になっている。ドコモのAndroid 4.0以上のスマートフォンが対象。5月16日以降、ドコモショップのほか「dメニュー」からも申し込めるようになる。

 「あんしんパック」は月額630円で、「ケータイ補償 お届サービス」「スマートフォンあんしん遠隔サポート」「あんしんネットセキュリティ」の3つがセットになっている。2013年3月以降に発売されたドコモのスマートフォンやタブレットが対象。

「iコンシェル」
「あんしんパック」

「スゴ得コンテンツ」5月16日開始

 「おすすめパック」の中に含まれているコンテンツの定額利用サービス「スゴ得コンテンツ」(月額399円)も、同パック・単体での利用ともに、5月16日からサービスが開始される。会員になると専用の画面にアクセスでき、オススメや10種類のジャンル別表示などでコンテンツを探すことができる。気に入ったコンテンツは18個までお気に入りに登録できる。コンテンツ数は6月末までに約100コンテンツになる予定。

「スゴ得コンテンツ」

クラウドストレージの利用が本格化「データ保管BOX」提供

 クラウド上にデータを保存できるスマートフォン向けサービスでは、これまで写真や動画をクラウド上に保存できる「フォトコレクション」が提供されてきたが、5月23日からはさまざまなデータを保存できる「データ保管BOX」が提供される。利用料は無料。Android 4.2以上のスマートフォンが対応する。

 スマートフォンではアプリを利用し、クラウド上に任意のファイルをアップロードしたり管理したりできる。アプリはAndroid上でのインテント機能に対応。また、パソコンのWindowsに対応したアプリケーションも用意され、特定のフォルダを同期フォルダとして登録すれば、クラウド上のデータと同期が可能。これらは、クラウドストレージサービスの「Dropbox」に近い使い勝手になっている。

 「フォトコレクション」および「データ保管BOX」は、両サービスの合計で5GBの容量まで無料で利用できる。有料で容量を追加することもでき、プラス10GBが月額105円、プラス25GBが月額262.5円、プラス50GB(上記「おすすめパック」の対象)が月額420円になっている。

「クラウド容量オプション」により「フォトコレクション」および「データ保管BOX」の保存容量を追加できる
「データ保管BOX」のアプリ。クラウド上に保存したデータやフォルダが表示されている
フォルダも新規に作成可能
「しんき」という名前でフォルダを作成したところ
同じアカウントで利用すれば、パソコンから「データ保管BOX」にアクセスも可能
クラウド上のデータと同期され、フォルダ「しんき」が追加されている

「フォトコレクション」機能拡充

 このほか「フォトコレクション」は機能拡充を実施し、5月16日から「スゴ得コンテンツ」で提供される一部のカメラ・画像系アプリと連携できるようになる。「Facebook連携」として、友人がFacebookに投稿した写真を「フォトコレクション」を通じて閲覧できる。また、「ドコでも写真プリント連携」として、フォトコレクションに保存された写真のプリントを注文できるようになる。

 さらに、5月22日からは「しゃべってコンシェル」と連携し、フォトコレクションに保存している写真に関する内容を話しかけると、フォトコレクションが起動し写真を表示できるようになる。

太田 亮三