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5インチフルHD、1310万画素カメラ搭載の「Xperia UL」

 「Xperia UL」(SOL22)は、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のAndroid 4.1スマートフォン。20〜30代の若年層の男女をターゲットにしたハイスペックモデルとなる。5月25日発売予定。

 「Xperia Z」がベースモデルとなるが、ハードウェア面ではボディ形状や素材、一部の仕様が異なる。背面から側面にかけてラウンドをつけた形状とし、カラーバリエーションはWhite、Pink、Blackの3色。WhiteとPinkは陶器をイメージさせる光沢感のあるインモールド成型で、Blackにはさらさらとした感触のラバー状の素材を採用。端末側面部にカメラキーを設けたのに加え、ワンセグのアンテナを内蔵し、必要に応じて伸ばして利用できる。防水性能もアップし、バッテリーの交換が可能となった。

 ディスプレイは約5.0インチ、1080×1920ドットの「Full HD Reality Display」。映像の内容に応じて最適な色彩効果がかかり、より美しい画質が得られる「モバイルブラビアエンジン2」を搭載する。アウトカメラには約1310万画素で裏面照射積層型と呼ばれる同社独自のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用し、インカメラは約31万画素のCMOSセンサー。

 静止画撮影時は「プレミアムおまかせオート」機能により、最大12の撮影シーンと各3パターンの撮影スタイルを組み合わせ、計36種類のシーンを自動認識して撮影できる。たとえば「夜景+手持ち」や「赤ちゃん+三脚固定」といったシーンが用意されているという。また、秒間4/10/15枚の連写撮影(15枚連写時の解像度は1280×720ドット)や、動画撮影中に静止画も撮影できる「モードレスUI」といった新機能も用意した。動画撮影では、1080p/30fpsのフルHD動画が撮影可能なだけでなく、独自技術の「HDR動画撮影」機能により、逆光時の黒つぶれやハレーションなどを抑えつつ自然な色合いで映し出すことも可能になった。

 ソフトウェア面では、ソニーモバイルオリジナルの音楽プレーヤーアプリ「WALKMAN」がプリインストールされる。ソニーのWalkmanに採用されている高音質モード「Clear Audio+」も利用でき、ソニーモバイルが音楽を聴くのに最適だとするイコライザー設定などを自動で施してくれる。その他、NFCを搭載した周辺機器にスマートフォンをかざすだけで連携できるようになる「One touch」機能を搭載。WALKMANアプリで曲のジャケットを表示した時や、画像ビューワーの「アルバム」アプリでの画像表示時に、それらの画像の色合いに合わせて端末下部のLEDの色が変わるようにもなっている。

 通話時の音質を改善する工夫として、イコライザーや音域の拡張、相手の会話の速度変更などの機能がある。日本語キーボードアプリ「POBox」は最新版となり、手書き漢字入力をサポートした。さらに、フィーチャーフォンからの移行ユーザーや年配ユーザーに向けたホームアプリ「シンプルホーム」も用意。主要機能や主要アプリの大きなアイコンがタイル状に並んで表示され、短縮ダイヤルのボタンも設けられている。アプリの一覧も縦方向に大きめのレイアウトで並ぶなど、わかりやすさや操作のしやすさに配慮した。

 チップセットは1.5GHz駆動のクアッドコア、クアルコム製の「APQ8064」を搭載する。メモリは2GB、内蔵ストレージは16GB。外部ストレージとして最大64GBのmicroSDXCカードを利用できる。バッテリー容量は2300mAhとなっており、バッテリーパックの交換が可能で、急速充電に対応。卓上ホルダーも同梱される。

 4G LTEをサポートし、海外ではGSM/GPRS、W-CDMAでローミングできる。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/nに対応し、2.4GHzと5GHz帯をサポート。最大10台のWi-Fi機器とテザリングも可能。ワンセグ、赤外線通信、NFC、おサイフケータイ(FeliCa)、Bluetooth 4.0、HDMI/HDCP、MHL、DLNA(DTCP-IP)に対応する。IPX5/8・IP5Xの防水・防塵性能も有する。

 端末サイズは約135×71×10.5mmで、重さは約145g。Xperia Zと比べると、幅は約4mm狭く、厚みは約2.6mm増加、重量は約1g軽量となる。Android 4.2へのバージョンアップは検討中とのこと。

(津田 啓夢/日沼諭史)