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エフセキュア調査、第1四半期もAndroidマルウェアの脅威は増加

 エフセキュアは、2013年第1四半期における、モバイル機器を対象にしたマルウェア(悪意あるソフトウェア)の動向をまとめたレポートを発表した。

 同社の調べによると、第1四半期には149の脅威(マルウェア、亜種含む)が発見され、そのうち139がAndroidを、13がSymbianを狙ったものだった。前年同期(2012年第1四半期)に発見された脅威は61だったため、1年経った今回、2倍以上のマルウェアが確認されたことになる。

 見つかった脅威の代表例に挙げられた「Stels」はAndroidを狙うトロイの木馬。米国政府機関の1つを装ったメールで拡散され、個人情報をスマートフォンから盗み、課金用電話番号に電話して、ユーザーから金銭をせしめようとする。

 このほか、チベットの人権活動家を標的にしたものとして、メールにマルウェア感染ファイルが添付された例、人気コーヒーチェーンのクーポンアプリに偽装したマルウェアによって韓国の国番号を持つ電話の情報が盗み出された例などが報告されている。インドでは、同国の大企業であるタタグループの求人情報を装ったAndroidアプリが見つかり、「面接を行う」とユーザーに知らせつつ、“返金可能”として保証金を求めてくるのだという。

(関口 聖)