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ゼンリンのスマホアプリ、東日本大震災の被災地地図を反映

 ゼンリンは、東日本大震災の被災地32市町村を対象に、海岸線や河川の形状、新設された道路などの情報を新たに整備した。この地図情報が22日より子会社のゼンリンデータコムのスマートフォンサービスに反映されている。

 今回、新たに整備されたのは、東日本大震災の影響で変化した海岸線、河川の形状、通れなくなった道路・鉄道、新設された道路などの情報。対象地域は以下の通り。

都道府県市町村名
青森県八戸市、階上町
岩手県陸前高田市、大船渡市、洋野町、山田町、田野畑村、野田村、普代村、大槌町、宮古市、久慈市、釜石市、岩泉町
宮城県岩沼市、名取市、多賀城市、山元町、亘理町、女川町、石巻市、仙台市、気仙沼市、東松島市、塩竈市、南三陸町、松島町、利府町、七ヶ浜町
福島県いわき市、相馬市、新地町

 22日からはスマートフォン向け地図・ナビゲーションサービス「いつもNAVI」(ドコモ版は『ドコモ地図ナビ powered by いつもNAVI』)や、地図・ルート検索サイト「いつもNAVI」でも、被災地の新たな地図情報が反映されている。

陸前高田市沼田付近の地図。左が更新前、右が更新後。鉄道や国道・県道の状況が変化している

関口 聖