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聴き放題で980円、ソーシャル機能も備えた「KKBOX」が6月1日開始

 KKBOX Japanは、聴き放題の楽曲配信サービス「KKBOX(ケーケーボックス)」を6月1日に開始する。利用料は月額980円か、90日2940円。auのサービスだった「LISMO Unlimited」がリニューアルしたサービスで、auだけではなく、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルのユーザーも利用できる。

 「KKBOX」は、これまで台湾、香港、シンガポール、マレーシアで提供されてきたサービス。auの「LISMO Unlimited」が刷新することにあわせ、サービスブランドも一新して、「KKBOX」の日本向けサービスとして提供されることになった。これまでKDDIはKKBOXに対して出資(出資比率約67%)しているが、KKBOX Japanは、KKBOXの100%孫会社にあたる日本法人となる。

 「聴き放題」というサービスをベースに、スマートフォン(Android 2.1以上、iOS 5.0以上)やタブレット、パソコン(Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5以上)から利用できる「マルチデバイス」環境、自分が聴いている曲をオープンにしてDJのように、同じ楽曲を他のユーザーと一緒に聴ける「Listen with」などが特徴的な機能となる。有料会員は全ての機能を利用できるが、無料会員は音楽ニュースなどの音楽情報コーナーを利用でき、そのコーナーで用意される楽曲の一部(30秒)を聴ける。

 支払い方法は、ドコモユーザーとauユーザーは、いわゆるキャリア決済が利用でき、月々の携帯電話の利用料と「KKBOX」の利用料を合算して支払える。それ以外の決済方法としてクレジットカード、PayPal、プリペイド電子マネーの「WebMoney」が利用できるが、このうち「WebMoney」のみ月額プランはプリペイドということもあって非対応となり、90日2940円のパッケージのみ利用できる。

聴き放題とラジオ風のミュージックチャンネル

 通信経由で楽曲データを入手する楽曲聴き放題サービスとなっており、好みの楽曲を端末内にキャッシュとして保存できる。このキャッシュデータは契約期間中のみ聴取できる。キャッシュできる曲数は利用する機器のストレージ、外部メモリーカードの容量によって異なる。

 歌詞もあわせて確認でき、画面上では、歌っている歌詞の場所を表示する。聴いた曲をFacebook経由で友人へ公開することもできる。

 また「ミュージックチャンネル」と呼ばれる機能では、ジャンル別、人気ランキングなどをテーマに、運営側が選んだ曲を聴ける。いわばラジオのような楽しみ方ができる機能となっている。

 楽曲を提供するレーベルは以下の通り。

A-Sketch、キングレコード、スペースシャワーネットワーク、ソニー・ミュージックエンタテインメント、徳間ジャパンコミュニケーションズ、日本コロムビア、バップ、Pヴァイン、ビクターエンタテインメント、フォーライフ ミュージックエンタテイメント、ポニーキャニオン、ヤマハミュージックコミュニケーションズ、ユニバーサル ミュージック、ワーナーミュージック・ジャパン

他のユーザーと楽しめる「Listen with」

 有料会員が楽しめる「Listen with」は、他のユーザーとリアルタイムに楽曲を楽しめる機能。自分自身がDJとなって、選曲して公開しておき、友人などと一緒にその曲を楽しめる。

 日本だけではなく、台湾や香港、シンガポール、マレーシアのユーザーとも一緒に楽しめる。また、著名人、アーティストによる配信も行われる。楽曲を聴くだけではなく、チャットも楽しめる。

フリートライアルも

 無料会員に登録すると1日間、Facebookアカウントでの登録では1週間、無料で全機能が利用できる。auユーザーが携帯電話料金と合算する「auかんたん決済」で支払いをする場合は30日間無料となる。

 既存サービスの「LISMO Unlimited」を使っていた旧来のユーザーは6月末まで無料で利用できる。

(関口 聖)