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携帯販売代理店、上位10社がシェア52.6%を占める

 シード・プランニングは、携帯電話を取り扱う販売代理店に関する調査レポートを発表した。調査は2013年2月~5月にかけて、国内の販売代理店・量販店を対象に行われた。ヒアリングや公表データの分析などでの調査となっている。

 同調査のサマリーによれば2012年度の、販売代理店による端末販売数は4670万台。そのうち上位10社の販売数は2457万台、シェア52.6%となった。続く20社は505万台でシェア10.8%となり、上位30社が全体の63.4%を占めている。また2013年度には、上位10社のシェアが53.5%、続く20社が12.3%で、さらにシェアを伸ばすとの見通しが示されている。

 上位30社の売上高は、2012年度が2兆2144億円(前年度比5.9%増)、営業利益が537億円(7.9%減)だった。2013年度は売上・営業ともに増加する見通しで、売上高2兆3620億円(6.7%増)、営業利益636億円(18.4%増)になると見られている。

関口 聖