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ドコモ、スマートフォン5機種でソフトウェア更新

 NTTドコモは、Androidスマートフォン5機種に不具合があることを明らかにし、ソフトウェア更新の提供を開始した。対象となる機種は、「ARROWS NX F-06E」「AQUOS PHONE EX SH-04E」「Disney Mobile on docomo P-05D」「P-04D」「Optimus it L-05D」の5機種。

 「ARROWS NX F-06E」で明らかにされた不具合は、通話中に受話口から異音が聞こえる場合があるというもの。更新はXi、FOMA、Wi-Fiの通信環境で可能。更新にかかる時間は約4分。初期設定では午前2時~5時に自動的に更新が適用される。更新中はほかの機能を利用できない。更新後、ビルド番号は「V19R47F」になる。

 「AQUOS PHONE EX SH-04E」で明らかにされた不具合は、メッセージアプリを横画面で使用している時に、送信ボタンを押してもSMSが送信されない場合があるというもの。更新はXi、FOMA、Wi-Fiの通信環境で可能。更新にかかる時間は約5分。初期設定では午前2時~5時に自動的に更新が適用される。更新中はほかの機能を利用できない。更新後、ビルド番号は「01.00.04」になる。

 「Disney Mobile on docomo P-05D」と「P-04D」で明らかにされた共通の不具合は、LINEアプリで通知サウンドの設定が正しく反映されず、デフォルトの着信音が鳴動してしまう場合があるというもの。また、電源起動時にまれにホームアプリの設定が正しく反映されない場合がある。両機種ともに、更新はFOMA、Wi-Fiの通信環境で可能。更新にかかる時間は約20分。初期設定では午前2時~5時に自動的に更新が適用される。更新中はほかの機能を利用できない。更新後、ビルド番号は「Disney Mobile on docomo P-05D」が「09.0292」に、「P-04D」は「09.0278」になる。

 「Optimus it L-05D」で明らかにされた不具合は、LINEなどの一部のSNSアプリにおいて、通知サウンド設定が正しく反映されない場合があるというもの。更新はXi、FOMA、Wi-Fiの通信環境で可能。更新にかかる時間は約10分。初期設定では午前2時~5時に自動的に更新が適用される。更新中はほかの機能を利用できない。更新後、ビルド番号は「L05D20c」になる。

太田 亮三