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5月の国内メーカー端末出荷数、夏商戦で13カ月ぶり前年超え

 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2013年5月の国内メーカーにおける携帯電話出荷台数を発表した。

 2013年5月の国内メーカーによる出荷台数は182万3000台で、前年同月比117.1%、13カ月ぶりの前年超えになった。このうち、スマートフォンは115万4000台で、前年同月比174.2%、3カ月ぶりの前年超え。スマートフォンの比率は63.3%だった。

 2012年の春以降から国内メーカー全体の出荷数は前年割れが続き、2013年4月には夏モデルの買い控えなども影響して過去最低の出荷数を記録していたが、5月は夏モデルのスマートフォンに牽引される形で好調な結果に繋がっている。

 端末出荷台数を携帯電話とPHSに分けると、携帯電話は170万台、PHSは12万3000台になった。

 なお、この統計にはAppleやサムスン電子などの海外メーカーは含まれていない。

太田 亮三