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シャープの「電子ノート」に最新モデルが登場

 シャープは、手書きでメモが残せる電子ノートの新モデル「WG-N20」を8月8日に発売する。カラーはホワイト・ブラックの2色展開。オープンプライスだが、店頭価格は1万4800円になる見込み。

 「WG-N20」は、1月に発売された電子ノート「WG-N10」の後継モデル。バッテリーの持ちの良さや細かな字が書ける点など「WG-N10」の特徴を活かしながら、ノートフォームのダウンロード、JPEG形式での書き出し、セキュリティ機能などが新たに追加された。

 ノートフォームは内蔵フォームが9種類、さらに追加フォームを9種類まで本体に登録できる。追加フォームは専用サイトからのダウンロードと、パソコンでオリジナルフォームを自作することで登録可能。専用サイトでは、くまモンなどのキャラクターフォームから月間計画表や数字パズルまで、多様なコンテンツが無料で配信される。

 「WG-N10」が電源を入れたらすぐに利用できることが特徴だったのに対し、「WG-N20」では画面ロックができるセキュリティ機能が搭載されている。ビジネス用途などに安心して利用するための仕様とのこと。

 画像の書き出しは、BMPに加えJPEGにも対応し、SNSなどのWebサービスへの利用や、プリンターでの直接印刷が容易になった。ノートのバックアップデータはパソコンに保管できる。

 ほかにも、保存枚数が従来の1000ページから2000ページに増え、最初に開くページが選べるしおり機能なども追加された。

 本体サイズは変わらず111×155×9.9mm、重さは約210g。付属の専用カバーとスタイラスペンを含めた重さは、約315gから約275gになり、「WG-N10」から約40g軽くなった。専用カバーのほか、A6サイズの手帳ケースやブックカバーなども一部利用できるように、本体裏面にはワイヤークリップが付いている。

 画面も従来通り、6インチ、800×600ドット、モノクロ16階調のメモリ液晶。タッチパネルは抵抗膜方式で、手のひら等での誤入力がしにくくなっている。

西村 夢音