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バスで「LTE-Advanced TDD」高速通信、ソフトバンクが実験

 ソフトバンクモバイルは28日、東京都内の銀座・池袋周辺で、バスで走行しながら次世代通信技術である「LTE-Advanced TDD」を使った通信実験を実施した。

 今回、実施されたのは、バスで走行しながら、次世代通信技術で時分割(TDD)方式の「LTE-Advanced TDD」で通信するというもの。TDD方式の技術を進める世界規模の業界団体、GDIのセミナーが日本で開催され、その一環としてソフトバンクモバイルがデモンストレーションとして実施した。通信速度は、目標が1Gbpsとなっているが、今回の実験では700〜800Mbpsを記録したとのこと。

 利用した周波数帯は3.4GHz〜3.6GHz帯(3480〜3560MHz)、80MHz幅。「LTE-Advanced TDD」は、第4世代(4G)にあたる通信技術。ソフトバンクではこれまで、銀座および池袋周辺で実験を行っており、今回も複数の周波数を束ねて通信する「キャリアアグリゲーション」、複数のアンテナで同時に通信することで高速化する「高度化MIMO(4×4)」、複数の基地局が互いに協調して、基地局のエリアが重なる場所(セルエッジ)での干渉を抑える「CoMP」など、新たな技術を盛り込んで実験が行われたとのこと。

(関口 聖)