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ドコモとTBSが業務資本提携

 NTTドコモは、スマートフォン向けコンテンツや関連サービスの提供に向けて、TBSホールディングスおよびTBSテレビと業務提携することで合意した。あわせてドコモでは、TBSホールディングスの株式約3%を約70億円で取得する。

 今回の業務提携では、TBSが保有する東京・赤坂の施設(赤坂ACTシアター、赤坂BLIZ)などで開催される演劇、コンサート、展覧会などにドコモが参画し、チケットの販売について協力するほか、関連コンテンツをドコモ向けに配信する。この取り組みは準備が整い次第、提供される予定。

 また、「dビデオ」「dアニメストア」「NOTTV」などに向け、番組やコンテンツの共同企画・制作も進める。2014年度の実現を目指した取り組みとのことで、これまでもドコモの映像サービス向けに「けいおん」「8時だョ!全員集合」などTBSのコンテンツは提供されてきたが、一歩踏み込んで、共同での企画・制作を進めることになる。

 ドコモでは2006年に、フジテレビ、日本テレビと業務・資本提携を締結。株式3.3%を保有するフジテレビとはNOTTVなどでのコンテンツ制作を進めてきた。3%の株式を持つ日本テレビとはD.N.ドリームパートナーズを共同で設立してアニメ制作などを進めてきている。

関口 聖