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ソニー、Wi-Fi搭載カメラを操作できるAPIを公開

 ソニーは、同社のWi-Fi機能を搭載したカメラをリモート操作できる、モバイルアプリ向けのAPI「Camera Remote API beta」を公開した。同社の開発者向けサイトで仕様書やサンプルコードなどが提供されている。発表されたばかりのレンズ型カメラ「DSC-QX100」などを含む8機種が、公開されたAPIに対応する。

 ソニーはWi-Fi機能を搭載したデジタルカメラをラインナップしており、スマートフォンとの連携が前提のレンズ型カメラ「DSC-QX100」なども発表されている。今回公開されたAPI「Camera Remote API beta」により、AndroidやiOS向けのアプリにおいて、ソニーのWi-Fi対応カメラをWi-Fi経由でリモート操作できるようになる。

 具体的には、アプリに「Camera Remote API beta」を組み込むことで、静止画・動画の撮影、スマートフォンやタブレットなどの画面でのライブビュー表示、セルフタイマー、ズームといった操作が可能になる。いずれもWi-Fi経由で行う。

 APIや関連情報は、Webサイト「Camera Remote Apps Developer Program」で公開される。

 現時点で、同APIに対応する機種は、アクションカム「HDR-AS30V」「HDR-AS15」、ミュージックビデオレコーダー「HDR-MV1」、サイバーショット「DSC-QX100」「DSC-QX10」、デジタル一眼カメラ α「NEX-6」「NEX-5R」「NEX-5T」の8機種。

「DSC-QX100」
「DSC-QX10」

太田 亮三