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8月の携帯・PHS契約数、UQが伸び悩み

 電気通信事業者協会(TCA)と携帯電話事業者各社は、2013年8月の携帯電話・PHS契約数を発表した。

携帯の契約数、トレンドは変わらず

 携帯電話の契約数を見ると、NTTドコモは4万3000件、au(KDDI)は20万9200件、ソフトバンクモバイルが25万300件の純増となった。純増数では、ソフトバンクが引き続き月間1位となった。

 MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の利用件数を見ると、ドコモが14万5000件の転出超過(マイナス)を記録する一方、auは8万7700件、ソフトバンクが5万6800件の転入超過(プラス)となり、今回もauがMNP月間1位となった。

【3事業者のMNP】

事業者 MNP 8月 MNP 7月 MNP 6月
NTTドコモ -145000 -112400 -146,900
KDDI +87700 +70100 +85,300
ソフトバンクモバイル +56800 +40600 +59,900

 ドコモは、依然としてツートップの「Xperia A」「GALAXY S4」が人気で、iモード端末からの移行、あるいは他社からのMNPによる乗り換えも促進できた、としているものの、他社の販売施策強化でMNPでは苦戦したと分析している。

 KDDIは、固定回線とセットになる「auスマートバリュー」が好評なこと、エリア品質の改善により春の通信障害で損なわれた信頼性が回復してきたこと、それらの施策で解約率が抑えられていることが、8月の結果をもたらしたとしている。

 ソフトバンクは、前月同様、iPhoneやiPadが好調であること、エリア品質での繋がりやすさが貢献したとしている。

UQは4000件の純増に留まる

 PHSサービスのウィルコムは3万2100件の純増で、BWA(無線ブロードバンド)サービスではUQコミュニケーションズが4000件、Wireless City Planningが19万9100件の純増となった。

 特にUQは、前年度の8月は24万5100件の純増、直近でも5月は4万7700件、6月は4万700件、7月は3万8500件の純増となっていたが、今回は大幅に純増数が減少した。UQでは各種ルーターなどの販売に注力したものの、他社との競争激化で4000契約になったとしている。

【携帯電話:各グループごとの加入者数および総計】

事業者 純増数 累計
NTTドコモ 43,000 61,838,800
KDDI 209,200 38,812,500
ソフトバンク 250,300 33,794,800
総計 502,500 134,446,100

【通信方式別:加入者数】

事業者 純増数 累計
NTTドコモ【W-CDMA】 -737,600 45,999,700
NTTドコモ【LTE】 780,600 15,839,100
KDDI【CDMA2000 1x/LTE】 209,200 38,812,500
ソフトバンク【W-CDMA/LTE】 250,300 33,794,800

【内訳:通信モジュール契約数】

事業者 純増数 累計
NTTドコモ 36,300 3,262,400
KDDI 6,100 2,325,100
ソフトバンク 75,100 3,273,800

【内訳:インターネット接続サービス契約数】

サービス 純増数 累計
iモード/spモード -92,000 50,423,900
EZweb/ISNET/LTE NET 119,300 30,949,000
Yahoo!ケータイなど 196,700 25,847,900

【内訳:プリペイド契約】

事業者 純増数 累計
NTTドコモ -3,000 70,700
KDDI -1,700 185,400
ソフトバンク -4,300 806,500

【PHS:加入者数】

事業者 純増数 累計
ウィルコム 32,100 5,268,800

【BWA:各グループごとの加入者数】

事業者 純増数 累計
UQコミュニケーションズ 4,000 4,264,800
Wireless City Planning 199,100 1,906,200

(関口 聖)