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hi-ho、「hi-ho LTE typeDシリーズ」でSMS機能対応のSIMを提供開始

 ハイホー(hi-ho)は、NTTドコモの回線を使ったMVNOサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」で、SMS機能に対応したSIM10月7日より提供開始すると発表した。タイプは標準SIM、microSIM、nanoSIMの3種を用意する。

 SMS機能に対応したSIMを使うことで、スマートフォンやタブレットでも、携帯電話番号あてにショートメッセージが送受信可能となる。

 メッセージの送受信はLINEなどに移行済みの利用者が増加する一方で、LINEをはじめとしてサービスの登録時に本人確認のためSMS認証を行うサービスやアプリが増えており、SMS対応のSIMを使うことでこうした認証がスマートフォンやタブレットでも簡単に行えることになる。

 またhi-hoでは、SMS機能対応SIMを使うことで、一部のスマートフォンでMVNOの通信サービスを使うと、実際は電波が届き通信が可能であるにも関わらずアンテナ表示が圏外となる現象や、やはり一部のスマートフォンでMVNOの通信サービス利用時にバッテリーの消費が多いプロセスが無駄に動作することでバッテリーの過消耗を起こす現象などが解消されるとしている。

 SMSの仕様はドコモSMSと同様で、かな文字(全角)最大70文字、半角英数字のみの場合は最大160文字まで送受信可能、1日に送信可能なSMSの上限数は200通まで、国内から国内・海外へSMSを送信可能、逆に海外からのSMSは送信不可となっている。

 SMS機能対応SIMの月額利用料金は、「hi-ho LTE typeD」各コースの月額利用料金に147円が加算される。なお、この月額料金は、SMS機能対応SIM 1枚ごとの課金となる。SMSの送信費用は従量性となり、国内への送信は1通あたり3.15円、国外への送信は1通あたり50円。

 契約事務手数料は、新規でhi-ho LTE typeD 各コースと同時に申し込む場合はコースの初期費用に含まれているため追加費用は不要だが、hi-ho LTE typeDをすでに利用中の場合は、SMS機能対応SIMの追加・変更時に3150円がかかる。

工藤 ひろえ