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ドコモにも「GALAXY Note 3」、進化したSペンなど

 サムスン製「GALAXY Note 3 SC-01F」は、約5.7インチのフルHDディスプレイを備える機種。スマートフォンとタブレットの中間に位置する、いわゆる“ファブレット”に分類される。「Sペン」という専用の収納式のタッチペンが付属しており、これを使うことで通常のスマートフォンには無い利便性を実現している。OSはAndroid 4.3。10月17日に発売される。各種の割引施策を適用した、ドコモが想定する実質価格は3万円台後半になる見込み。

Sペンで操作しやすいメニュー

 グローバルで発表されたモデルであり、同等の機種がauの冬モデルにもラインナップされている。付属の「Sペン」のボタンを押しながら画面に近づけると、すぐに機能を呼び出せるメニュー「エアコマンド」が表示される。「エアコマンド」は、パソコンでいう右クリックのようなもので、その画面上で操作可能な機能が表示される。従来機で、Sペンをうまく使いこなせなかったユーザーにも、今できることをわかりやすく伝えるため追加された機能だ。

 またWebサイトや写真、動画などをSペンで囲むようになぞると、その部分だけ切り出して保存するスクラップブック機能も利用できる。対象の画像をざっくり囲むと、境界線に沿って切り出せる「オートシェイプ」機能もある。

 このほか、アラームの設定時間や電話帳なども、Sペンで手書き入力できる「ダイレクトペンインプット」や、手書きのサインで本体のロックが解除される「署名ロック」機能も備えている。

大画面を活かす機能

 約5.7インチの大画面を活かす機能として、上下に画面を分割して同時に2つのアプリを起動するマルチウィンドウ機能が用意される。同等の機能はこれまでも存在していたが、今回より、同じアプリを同時に起動できるようになった。また、上にメール、下にギャラリーを表示して、ギャラリーから写真を選んで上画面のメールアプリにドラッグ&ドロップして、写真を添付する、といった操作もできるようになった。対応アプリとしてLINE、Evernoteなどが用意される。

 また、ほかのアプリを立ち上げながら、好きな場所をSペンで囲み、写真撮影やワンセグ再生などが可能な「ペンウインドウ」機能も備えている。

日本ならではの機能も

 今回から搭載された日本向けモデル独自機能として、「緊急時長持ちモード」を搭載する。このモードをオンにすると、画面がグレー基調に調整されるほか、バッググラウンドで動作するアプリも制限して、消費電力を抑える。東日本大震災や台風など、たびたび災害に見舞われる日本に向けた機能として搭載される。

 このほか日本独自の機能に、フリック入力の際の「8フリック」モードがあげられる。従来の文字入力では、平仮名・英語・数字の入力キーボードを切り替える必要があったが、このモードに設定すると、8方向にフリックでき、キーボードを切り替えなくても入力が可能になる。

主な仕様

 LTE(下り最大150Mbps)、おサイフケータイ(NFC決済対応)、ワンセグ、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0、DLNA(DTCP-IP)をサポートする。防水/防塵やおくだけ充電、フルセグは非対応となる。チップセットはMSM8974(2.3GHz駆動、クアッドコア)、ストレージは32GB、メモリは3GB。同製品のau版では対応していないが、ドコモ版ではNOTTVに対応している。

 大きさは約151×79×8.3mm、重さは約172g。1320万画素カメラを搭載する。バッテリー容量は3200mAh(取り外し可)、連続待受時間はLTEで約410時間、3Gで約470時間、GSMで約380時間、連続通話時間は3Gで約1000分、GSMで約860分、実使用時間は約72.1時間。ボディカラーはJet Black、Classic Whiteの2色。

オプションのS View Cover

 GALAXYオリジナルの、裏蓋ごと外してぴったり付けられる「S View Cover」がオプションで用意されている。カラーバリエーションは、ジェットブラック、クラシックホワイト、ブラッシュピンク、ワイルドオレンジ、オートミールベージュ、ミントブルー、インディゴブルーの全7色。カバーを閉じた状態でも、時刻の確認や、写真、動画の撮影など各所機能を操作できる小窓がついている。また、ワンセグ起動中に、カバーを閉じると、小窓のサイズに合わせて表示できるセンサーが内蔵されている。ドコモショップ、量販店の一部で販売される。

(関口 聖/川崎 絵美)