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ZTEのFirefox OS端末、eBay経由で日本含むアジア向けに

 ZTEのFirefox OS搭載端末「ZTE Open」が、通販サイト「eBay」を通じて、日本でも購入できるようになった。Mozilla Japanが明らかにした。開発者の利用を想定したもので、ZTEが日本を含むアジア・オセアニア地域向けに提供を開始したことで実現したという。

 「ZTE Open」は、今年2月、スペイン・バルセロナでの展示会「Mobile World Congress 2013」にあわせて発表された、3.5インチディスプレイ搭載のFirefox OS搭載スマートフォン。ストレージは512MB、メモリは256MBと、ハードウェアスペックは、必要最低限のエントリーモデルだ。7月にはスペインの通信事業者、Telefonica(テレフォニカ)から発売。8月には英国、北米向けにeBayを通じた販売が開始されていた。

 今回、アジア・オセアニア向けでの販売によって、日本、韓国、インドネシア、台湾、シンガポール、マカオ、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、ラオス、ブルネイ、オーストラリア、ニュージーランドで購入できるようになった。価格は79.99ドル(関税、送料除く)とのことだが、編集部で確認したところ、日本円では7908円となっている。香港から出荷される形で、英語版の「ZTE Open」となる。

 今回出荷される端末には、fastboot(ファストブート)と呼ばれる機能が追加されている。この機能を使えば開発者がFirefox OSの独自のビルドで起動できるとのこと。Mozilla Japanのコミュニティで開発された、Firefox OSの日本語化されたビルドを読み込ませて起動できる。ZTE提供のソフトウェアアップデートを適用するとfastbootを有効にできる。

 なお、今回販売される「ZTE Open」は、日本の技適マークを取得しておらず、日本国内においては無線LAN(Wi-Fi)やモバイル通信は利用できない。ただしMozilla Japanでは、パソコンにUSB経由で接続することで、開発者が作ったアプリを転送、インストールして実機での動作が検証可能としている。

(関口 聖)