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マピオン、印刷博物館で屋内測位・ナビゲーションを提供

 マピオンは、東京都文京区にある「印刷博物館」で、館内のナビゲーションが行える屋内測位サービスのテスト提供を10月22日に開始する。これにあたり、日本初となるカナダのWifarerの技術・サービスを導入する。

 同サービスでは、スマートフォンのアプリを通じて、館内でのユーザーの位置や展示物の検索・ナビゲーションを提供する。これまで、GPSの電波の届かない屋内ではユーザーの正確な位置を把握し、ナビゲーションを行うことは困難だった。しかし今回、印刷博物館内に複数のWi-Fiルーターを設置し、Wi-Fiルーターの発する電波信号の強さをスマートフォンで測定することで館内でのユーザーの測位、ナビゲーションを実現した。

 屋内測位サービスには、施設側、ユーザー側双方に専用機器は不要で、市販されている安価なWi-Fiルーターを使うことで、測位やナビゲーションを実現する。ユーザーは、Android端末に専用アプリ「Wifarer in-venue navigation」(無料)をインストールするだけで利用できる。また、Wi-Fiの電波が建物内の形状から受ける影響を加味した測位が行えるという特徴もある。

 マピオンは、自社が掲げる「迷わない世界の実現」を屋外から屋内にも広げていくとし、今後は美術館・博物館、大規模商業施設、駅・空港などを対象に、建物内でのナビゲーションサービスや、屋内測位を応用した各種ソリューションを展開していく方針だ。

川崎 絵美